【STAFF INTERVIEW_vol.10】ブランドの価値を世の中に伝えていく。BRAND BOOSTER COMPANYへの想い。

PA Communication(以下、PAC)は2024年5月から企業タグラインを「BRAND BOOSTER COMPANY(ブランド ブースター カンパニー)(以下、BBC)」と定義しました。BBCに込めた想いには、「ブランドが、新たなステージへ進むために。その魅力を磨きあげ、世の中に価値を伝えていく。私たちは、ともに歩みつづけます」というメッセージを込めています。

BBCについて:https://www.pa-c.co.jp/post/news/bbc_ir/

また、2023年末にはブランドや製品・サービスを社会や市場に求められる価値にしていくコンテンツ・クリエイティブ領域の新サービス 「CP」をスタートしWebサイト公開しました。(https://cp.pa-c.co.jp/)さらに、2024年2月に 美容に特化した新サービス「Beauty Brand Booster(BBB)」を開始しBRAND BOOSTER COMPANYとして各サービスの成長を目指しています。

<各サービスについて>

BBB:https://www.pa-c.co.jp/post/news/bbb/
CP:https://www.pa-c.co.jp/post/news/cp_web/

PACは今後どのように変化していくのか、コミュニケーションデザイン / CP のPlanner 加納さん、ブランドプロモーション / BBBのPR Plannerの小松さんと、ブランディング/コミュニケーションプランナーの佐藤さんの3人に、クライアントニーズの変化や、Brand Booster Companyの取り組みについて話を伺いました。

―現在の担当業務について

小松: 広報担当の方と一緒に PR の訴求ポイントなど戦略を立て、それに沿ってプレスリリースやニュースレターを作成・配信、メディア向けイベント、メディアキャラバンを実施するメディア向け PR がメイン業務です。「BBC」の定義につながっていると実感した直近の担当したケースでは、PR プランナーとして提案した時計ブランドの「PR +@(SNS、コンテンツ制作)」施策で、メディア向け PR 活動以外の SNS、WEB コンテンツ制作を受注したパターンです。

私はPRの知見を活かしつつ SNS 運用を担当していますが、社内の WEBコンテンツ制作チームと連携をしています。各施策の窓口となる SNS ではビジュアルが重要と感じていたので、PR 目線を交えてコンテンツ制作面で SNS のビジュアルがどう生きてくるかをクライアントに提案し、SNS 用の素材撮影のディレクションも担当しました。このケースは BBC のブランドの価値を引き出す点と、PAC ならではの領域の幅広さと実績から発揮できたと実感しています。今後は PAC に包括的なサポートを実現できるケースがどんどん増えていくのではないかと思いました。

加納: 23年10月に発足した「CP」は、ブランディング戦略立案からコンテンツ/クリエイティブ制作、運用までトータルに行うサービスです。

CPに所属する私は主に、新商品やブランドの認知拡大・魅力を伝えるために、長期的な戦略立案とアクションのプランニングを初め、コンテンツやクリエイティブの制作ディレクションと上流の部分からアウトプットまで包括的に行っています。デジタルコミュニケーションはもちろん、イベントの企画や空間演出でのリアルコミュニケーション領域も担当しています。

佐藤 : 現在、私は主にブランディングを担当しており、ブランドコンセプトやルールセッティング、PRや広告などのコンセプト設計をやらせていただいています。クライアントの企業が商品を「“誰” に対して“何”をしてくれるブランドなのか?」から始まり、ブランドストーリーを構築したり、世の中やターゲットに向け「どのようなコンセプト」で「どのような順序」なら伝わるだろうか?そして「どうしたらブランドを一番に魅力的に見せられるか?」とブランド活動の最善策を日々思考したりして、企画書のまとめ、クライアントへ提案する仕事をしています。

現在、PACに対する相談内容としては、4つのケースに大別されていると思います。①ブランディングからアウトプット丸ごとお任せしたいというケース、②ブランドコンセプトは自社で固まっていて、ターゲットに対するコミュニケーション「What to say〜How to say」を提案してほしいケース、③ブランドコンセプトから「What to say」 までは 自社でできているため、「How to say」から考えてほしいというケース、④ PR活動のみを依頼したいというケースです。 日々、多様な業界のクライアントの方々より、担当範囲や予算など様々なレンジの課題をPACに持ち込まれる状況にあります。

―ブランドを取り巻くPR環境の変化

Branding Strategy Group 佐藤さん

佐藤:今までのクライアントとPR 会社は「発注者と受注者」の関係性がはっきりとしていました。昔の弊社のような会社は「メディア向け PR 施策に対しての課題意識が高いクライアント」に向けての「困りごとを解決する存在」であったのではないかと思います。しかし最近では、クライアント自身に変化が起きており、「本当にこの課題でオリエンしてもいいのだろうか?」とモヤモヤしていたり、「何かをしないといけないのだが、どこから手をつけていいのか分からない!」というような明確な課題を持たれていないケースも増えてきている印象です。業界全体として、「一緒に課題を考える」→「ソリューション」→「実行」というケースがどんどん増えていて、それに伴い、「発注者と受注者の関係」というよりは「パートナーの関係」になり一緒に課題を考えることが増えてきています。

実際にもPAC1箇所にワンストップで案件を発注・運用することにより、互いに運営管理がスムーズになり、レポーティングも目線が高くなり、本当の結果も、何が悪い・何が良いかも、よく見えます。急な問題が起きても、対応・改善するスピードも圧倒的に速くなります。それを経験したクライアントは、「パートナーとして課題から一緒に作る」&「ワンストップで運用することの良さ」の理解を深めていると思います。

―「Brand Booster Company」それぞれのスタンス

Beauty & Health Group 小松さん

小松:「BBC」の定義を明確化する以前より、現場では既に社内の他グループと協力し、少しずつ変化に対する準備は自然にしていたのかもしれません。クライアントと話していても、プレスリリース配信はPR会社、それ以外の業務は別の会社でと互いに分けることが一般的な流れだと思いますが、「この領域もできるの?」とクライアントに驚いていただくなど、自分自身もPACで業務領域を広げるよう常に挑戦し、積極的に提案しています。

加納:メディアやSNSを通した発信のサポートだけでなく、MDや販促まで事業理解をしコンテンツやストーリー作りの提案も含んだマーケティングサポートを行っています。ブランドとのタッチポイント増加のためのインフルエンサー施策、SNS運用、店頭施策、キャスティング含むビジュアル撮影やサイト制作のディレクションもやらせていただいています。クライアントはファッション、美容系、ウェディングまでと幅広く、自分でも驚くほどです。ここまで幅広い領域で様々なブランドを抱えながら、包括的なサポートができる背景として、これまでのPACの体制や実績があるからこそだと実感しています。

佐藤:「ターゲットが、ブランドをもっと好きになるには?」とストーリーを一緒に考えサポートを行う上で、「今」というタイミングもスピードもPR業務の性質として重要な問題です。でも先述の通り、PACのワンストップの強みによって社内チームの連携プレーも良好でフレキシブル、結果、「今(NOW)」の対応や改善がスピーディーになります。また、提案から作成から実行まで企画にチームで1つになって作り込むことで、提案全体に一本の「背骨」が通り、企画等にブレや矛盾がなくなり、よってターゲットにもわかりやすく魅力を伝えることができるようになります。まさに、ブランディングに対するブースターです。

―PACのメディア知見、社内の勉強会、風通しの良い風による好循環

小松:PACでは自社が運営するショールームにてメディア関係者向けに合同展示会を開催しているのですが、お会いするメディアの皆さまとは、「お久しぶりです!」で始まるような、世間話もできる距離感なので、意見交換や情報提供も自然にできています。PACは美容、ファッション、ライフスタイルカテゴリのメディアとの繋がりが濃いので、各商材とマッチした関係が作りやすいです。社内では、PR全般、各プロモーション施策などの経験がおありの先輩も多く、学べる環境が整っているので、クライアントのニーズに合わせた新しい提案の際も、社内で意見交換をすることも可能です。

加納:社員は目標を設定する面談と、活動を振り返る面談がありがあり、上司が自分の意見や思いをちゃんと聞いてくれて、その成長につながる機会を与えられると思います。受け身ではなく、挑戦したいことややりたいことを明確に、幅広い仕事に携わることができています。

佐藤:ブランドのエンドユーザーに対して 「最高の経験」や「共感するコンセプト」を届けるため、[様々な略歴の個人がチームで心を一つに活動する×創業25年以上のPR会社ノウハウやPAC独自の強み]は最強ではないかと思います。

新卒入社に加え、広告代理店、WEB広告会社、PR会社、広報、クリエイティブエージェンシーなど、いろいろな背景を持って集まってきたメンバーの多様性は、PACの魅力の1つ。1人1人趣味も多様で、1人の趣味から案件につながった場合も多々あったり。多様性という「強み」を持ったPACで、ブランディングから実行までをワンストップで駆け抜ける喜びを今、実感しています。

 

―「Brand Booster Company」への期待感

Branding Strategy Group 加納さん

 

加納:前職がブランディングファームでしたが、元々何か作るのが好き。そこにP Rを混ぜながら広めていくようにしていきたいです。前職の会社では、高感度商材がメインで取り扱われており、ターゲット層が自分よりも上の世代向けとなることが多かったです。今は、ブランドターゲット層に近い、「等身大の自分の持つリアルな感覚」を活かしたアイデアで、真の顧客心理に寄り添いながら実行できることが楽しいです。

佐藤:私自身がフランス出身で、パリで18年間生まれ育ってきたので、フランス語とか、英語も活かせます。広告代理店のクリエイティブ部で10年以上、多くの広告賞を獲得させて頂きました。カウンターや斬新な切り口のブランディングや企画も得意です。個人としては、ファッションのセレクトでバイイングからE C 運営を行ったり、事業経験もしています。また、大きな病気と身体障害者になったという経験値があるなど、全部が自身の大切で唯一無二なアイデンティティとなっています。今ファッション業界やライフスタイル業界にも「SDGs」や「多様性」など様々なキーワードが打ち合わせで出てきていますが、今こそ、今まで培ってきた経験をぎゅっとブランディングや企画に落とし込みたいです。

小松: 時代背景や多様なニーズに対し、PR会社の在り方も自然と変化が訪れていると感じています。PRだけでなく、PRに付随するストーリー設計やクリエイティブ制作、デジタルマーケティング領域へのニーズも高まってきているので、PACもそのようなニーズに応えることが可能な会社であるということを、「Brand Booster Company」と定義をすることで広めていきたいです。そうすることで、きっとこれから出会うクライアントの幅も増えそうですし、受注できる業務の幅も広がっていくと思います。

プロフィ―ル

加納

高感度商材を取り扱う先進的なブランディングファームでプロデューサーとして約5年勤務後、PR業界に転向。
各クリエイティブのディレクションとキャスティング、コーディネートとゴールを見据えたアウトプットへと導く施策が得意。現在は、ファッションからビューティー、メーカーのPR〜クリエイティブ施策と多岐の領域で携わる。

業務カテゴリ:ブランディング・コミュニケーションプランニング・クリエイティブ制作・WEB・イベント・SNS運用
担当クライアント:MIESROHE、atmos、タカラベルモント(THE MOII)、WELLA、Vibram、Felisi 、アールイズウェディング 等

THE MOII:https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/moiievent/
Vibram:https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/vibram_popup2023/

小松

大学卒業後、国内最大規模の総合PR会社に入社。PRコンサルタントとして、クライアントのPR支援・代行を一貫して行う。営業からメディアプランニング、クライアントの問題解決におけるコンサルティングまで、一括した広報業務を担当。課題や目的に沿ったPR活動の提案から、プレスイベント等の企画、遂行まで担当。PAC入社後はBeauty & Health Groupに所属し、主にヘアケア・韓国コスメブランドを担当。商品PRと企業PRを2軸で行うことを得意とする。

業務カテゴリ:PR、SNS運用
担当クライアント:INNISFREE、Torriden、Pureal、VT、CLIO、goodal、La CASTA、タカラベルモント(SEE/SAW)、NatureLab TOKYO、アリミノ、Triumph、MINASE 等

La CASTA:https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/la-casta_media_event/
SEE/SAW:https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/see-saw_web_02_03/

佐藤

A Creative brain and a French heart in a Japanese body.
パリで18年間生まれ育ち、大学(慶應義塾大学SFC)から来日。 常に新しくて刺激的な情報を取り入れたい知識欲の塊。CMプランナー、IPプランナー、コンテンツプランナー、ブランディングプランナーなど、幅広いプランナーを経験。Cannesヤングクリエイティブ、アジア太平洋広告祭YOUNG LOTUS、電通賞、 Brain Online Video Awards、など多数受賞。
2012年夏、脳出血で倒れ右半身麻痺に。失語症(聞く・理解は可能/流暢に話すことができない)を併発。だがリハビリで、右半身麻痺は徐々に回復。失語症も治ってきている。(日本語→もとに戻りつつある・仏語&英語→まだまだトレーニング中)
身体障害者を個性と捉える超ポジティブ人間に。

業務カテゴリ:ブランディング・コミュニケーションプランニング
担当クライント:三口産業株式会社、グッドラック・コーポレーション、SCHMATZ

PR活動による掲載事例

ブランドをPRしていく上で欠かせないメディアとの関係作り。弊社では、新商品や既存アイテムを雑誌やWEBに露出するため、日常的に編集部やライターへの商品アプローチをするキャラバン活動、季節ネタに絡めたニュースレターの配信や弊社内にあるプレスルームでのリース活動を実施しています。下記にその一例をご紹介いたします。

■キャラバン活動による露出

ブランド・商品をメディアへ紹介するキャラバン活動。メディアとの関係値構築のために重要な活動となっています。

<事例①> La CASTA

植物に宿る生命力が凝縮された精油が、美容と健康に働きかける可能性を秘めていることに着目し、1996年「植物の生命力と癒し」をテーマに、上質の ナチュラルヒーリング化粧品ラ・カスタが誕生しました。こだわりのオーガニック精油とオーガニック植物原料を採用し、五感で心地よさをを感じて頂けるのがラ・カスタ です 。(https://www.lacasta.jp/

世代年齢問わず、幅広い層にご利用いただけているので、悩みや仕上がりの好みに合わせてご提案。人気のアロマエステシリーズを中心に、シーズン限定アイテムなど強化アイテムを定めた上でアプローチを強化しています。

■媒体名:VOGUE.com
実際の露出:https://www.vogue.co.jp/beauty/article/2023-01-24-lacasta-news

■媒体名:美的 / SPRiNG

<事例②>
資生堂プロフェッショナル(サブリミック)

サブリミックは、資生堂プロフェッショナルが開発する最先端テクノロジーを搭載したサロン専用のトリートメントヘアケア&スカルプケアブランドです。一人ひとりの髪と頭皮の美しさを生む源泉にアプローチします。
https://www.shiseido-professional.com/ja/range/hair-care/sublimic

サロン専売商品のため、基本的にはサロンでのカウンセリングがメインのブランドです。弊社でのアプローチの際も髪質やお悩みにあったものをヒアリングしご案内させていただくか、季節特有のお悩みにおすすめの製品をご案内しております。

■媒体名:美ST ONLINE
実際の露出:https://be-story.jp/article/133141

■媒体名:NuméroTOKYO / MAQUIA

<事例③>
CRAFTORGANIC

“草花木果”から誕生したサステナブル&オーガニックコスメブランド。“心地いい。が美しい”をコンセプトに肌や暮らす環境、心地よさを考え抜き、日本のクラフトマンシップを届けたいという思いから誕生しました。ずっと使い続けたいと思える心地よさを追求した、100%天然由来成分のヘアケアシリーズです。
https://www.sokamocka.com/DefaultBrandTop.aspx?bid=CF01

泡シャンプーの使いやすさから小さいお子さんを持つママ層や、髪のダメージが気になり始めの世代がメインターゲット。「髪だけでなく自然にもやさしい製品づくり」を目指しており環境に配慮した製品づくりもこだわっているため、サスティナブルな目線でもメディアへご案内をしています。

■媒体名:MAQUIA ONLINE
実際の露出:https://maquia.hpplus.jp/blog/shino_maquia/78141/

■媒体名:My age / MAQUIA
<事例④>
MYTREX
「ひらけ、美しい人生。」をコンセプトに、習慣を健康的にすることを目指し、日常に無理なく組み込める美容・健康機器を提供するブランドです。22年9月にシリーズ累計販売台数150万台を突破。人気商品は、ROLAさんがアンバサダーを務めるハンディガン『MYTREX REBIVEシリーズ』と、ナノバブルシャワーヘッド『MYTREX HIHO FINE BUBBLE⁺』。(https://mytrex.jp/

健康・美容器具をメイン商材としているため、世代を問わず、男女ともに幅広くターゲットを設定。その中でも商材の相性がいい美容・ファッション・ガジェット系のメディアへのアプローチを強化し、ブランドおよび商品の認知向上を図っています。

■媒体名:STORY Web
実際の露出:https://storyweb.jp/beauty/249244/

■媒体名:MONOQLO / 美ST

■レター配信による露出

定番アイテムや季節に合った商品をレター形式でメディアへ配信。ブランド側から情報を定期的に配信することで情報を提供しさらなる露出を狙います。

<事例①>
スプリナージュ
時間に縛られないシンプルで贅沢なケアを。「スプリナージュ」は、肌にも髪にも使えるスキンケア発想が原点。フェイスケアにしか使いたくないような贅沢な美容成分を組み合わせ、香りや心地良さ、仕上がりの満足感を追求しました。毎日続けられるシンプルさを大切にしながらも贅沢さを体感できるケアブランド。
https://www.arimino.co.jp/products/sprinage/

上質なものを使いたいが、手間暇かける時間のない忙しい現代女性をターゲットとして設定。アスタキサンチンをキー成分として、髪はもちろん、肌にも使えるマルチアイテムなので、簡単で使い心地がよく効率的なケアが出来る点もアプローチに活かしています。

■媒体名:VOGUE.jp
実際の露出:https://www.vogue.co.jp/fashion/article/yu-soga-scalp-care-relax
■媒体名:OurAge
実際の露出:https://ourage.jp/column/life/daily-tweets/297050/

■媒体名:kiitos. / steady
<事例②>
THE OUT NET(IRIS & INK)
「IRIS & INK 」は イギリス発のラグジュアリーEC「THE OUTNET 」のプライベートレーベルとして2012 年にスタート。サステナブルを追求し、上品で長く着られるデザインと倫理にかなった方法で調達された素材、着心地の良いフィット感、洗練されたシルエットを採用し、あらゆるワードローブに対応します。
https://www.theoutnet.com/ja-jp/shop/

高価格帯のハイブランドを中心に取り扱っているECのため、主にインターナショナル誌をメインターゲットに。それ以外は、30-40代を中心とした国内ファッション誌やファッション系のニュース媒体、ブランドにマッチしたファッション感度の高いインフルエンサーなどにアプローチをしています。

■媒体名:Harper’s BAZAAR ONLINE
実際の露出:https://www.harpersbazaar.com/jp/fashion/fashion-column/a29599589/mary-katrantzou-interview-191029-hb/
■媒体名:ELLE ONLINE
実際の露出:https://www.elle.com/jp/fashion/shopping/g42784118/the-outnet-cecilie-bahnsen-capsule-collection23-02/

<事例③>
チャールズ&キース
グローバルファッションブランド。スタイリッシュな都市生活者が求めるファッションの発信地として、フットウェア、バッグを中心に、アイウェア、コスチュームジュエリーを展開。Experimental (実験的)、Desirable (魅力的)、Curated (洗練された)、Modern(現代的)という4つのブランドバリューに導かれ、ランウェイのトレンドをデイリーに、そして気軽に取り入れたいというファッションコンシャスなニーズに応えます。

20代から30代の都会的なファッションを好む女性がターゲッット。20代から40代のファッション誌やライフスタイル誌、ファッションニュースメディアに加え、インフルエンサーを通じた露出を中心に獲得しています。

■媒体名:ViVi NET
実際の露出:https://www.vivi.tv/post301277/
■媒体名:SPUR.JP
実際の露出:https://spur.hpplus.jp/fashion/news/2022-06-26-EIYyBDI/

<事例④>
PACメルマガ
弊社では、各ブランドのリリース・レター配信に加えてメールマガジンを月1本以上配信。季節ネタに絡めて弊社でPRを担当しているブランドを一挙にご紹介をしています。配信先はWEB媒体を持つメディアやライターを中心とし、速報で掲載に繋がるアプローチを行っています。また、メールマガジンの配信先にはスタイリストもいるためその後のリースのお問い合わせを頂くことも。

■媒体名:MYRALS
実際の露出:https://myrals.com/2023/01/31/hair-oil-8-selections/

■プレス活動による露出

スタイリストをはじめとするメディア関係者への商品リースやサンプリングを中心としたプレス業務を行っています。日頃からスタイリスト&編集に対して密なコミュニケーションを取り各媒体、各企画へのアプローチを行っています。

<事例①>
Cider
2020年に設立されたグローバル志向でソーシャルファーストなファッションブランドです。「クローゼットのハッピーアワー」をコンセプトにあらゆるシーン、ムード、スタイルにマッチするアイテムを、豊富なラインアップでお客様へ提供。中国、アメリカ、欧州の3拠点に倉庫を設け、世界130以上の国と地域に発送を行っています。(https://jp.shopcider.com/

Z世代向けの媒体へコーディネート企画よりもインフルエンサーや有名モデル着用の掲載を中心に企画をリサーチし掲載を狙っています。結果として人気インフルエンサーに立ち落としで全身CIDERを着用して貰い、さらにインフルエンサー本人のインスタグラムにも同コーディネートの写真がアップされ、ユーザーから商品に対する積極的なコメントをキャッチアップするこも。また、スタイリストから編集へ口コミで、または逆パターンでも広がり、業界人が注目する海外ECブランドとして多数露出に繋がっています。

■媒体名:JELLY YouTube
実際の露出:https://www.youtube.com/watch?v=8eeJjv87wcA&t=67s

■媒体名:ar/JELLY
<事例②>
Baby-G
G-SHOCKから生まれた、アクティブな女性のためのタフでカラフルな腕時計。ファッション、カルチャー、スポーツまでさまざまなシーンに寄り添う、毎日を自分らしく楽しむ女の子から愛されるウォッチです。

誌面の時計特集は大型で組まれることが多く、BABY-Gのみに関わらずカシオのG-SHOCK WOMENやG-MS、SHEENなどレディースライン全般にアプローチ。また、小物企画やコーデの一部で使用されることもあるため洋服がメインの企画でもスタイリストへ時計の合わせを提案を実施しています。

メディア関係者への周知や露出量を上げたい、認知度を上げたい、何をしたら良いのかわからないといったさまざまな悩みを丁寧にヒアリングを実施し、目的や課題解決に向けてサポートいたします。ご要望・ご予算に合わせてカスタマイズが可能ですので、お気軽にご相談ください!

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PRについて:https://www.pa-c.co.jp/about/#service01
お問い合わせ:https://www.pa-c.co.jp/contact/

【STAFF INTERVIEW_vol.9】先輩方の言葉が力に。コミュニケーション力を磨き、幅広いトレンドに対応していきたい

PA Communicationは、コンテンツプロデュース、デジタルマーケティング、PRなどコミュニケーション戦略を軸とした包括的な支援でブランドの魅力を最大化するブランディングエージェンシーです。今回の新卒インタビューでは、「企画アイデアを生み出す源泉」となるインプットへの注力と、自己成長に生かしているMARINさんのインターン時代や現在の仕事内容よりご紹介していきます。

担当業務について

23年新卒入社後、PA Communication社内でのショールーム接客業務、掲載クリッピングなどのデスクワークを担当中。クライアントワークに必須となる、最新トレンドの動きを追っております。今期はイベント、SNS戦略でのインフルエンサーの誘致、クリエイティブ提案のアイデア出しなどにも挑戦中です。

PRを志すきっかけとなるエピソードはありますか?

コロナ禍に、オンライン授業中心の学校生活になったことがきっかけで、このまま何も生み出さずに過ぎていくことが勿体無いと感じました。貴重な時間を有効に使うため、服飾専門学校仲間と集まり、アパレルブランドをゼロから立ち上げてみよう、と動き出すことにしました。約半年かけデザイン企画、生産、宣伝、オンライン販売まで、自分たちの力でゼロから取り組みました。このプロセスの中で、商品がお客様に届いた時、可愛いと喜んで下さったときの、特に「思いを届けるということ」に達成感を感じました。この充実感は将来働くことへのモチベーションにも通じ、就職活動時には、商品やブランドの思いをより多くの方々へ届ける「P R職」に自然とフォーカスしていきました。

PACでは働く人には主体性が求められ、リモートワークや裁量労働制など新しい働き方への理解が進んでいる会社環境であることに、とても魅力的に感じました。社内に併設されたショールームの展示会に足を運び、ブランドの架け橋としての仕事、メデイアとの活気あるコミュニケーションの現場を目にしました。私自身のなりたい将来像とP A Cで働くイメージが重なりました。実は、ここにご縁をいただけなかったら、新卒にこだわらず自分らしく働ける場所を探すつもりで、P A C1社のみに絞った就職活動でした。

インターン時期はどんなことを学びましたか?

無事に、昨年の6月に内定をいただけましたので、8月からインターン活動に入りました。インターンの初日はとても緊張し30分前から待機して、内定者と共に会社に入り、スタートを切りました。PACのインターン制度があり、現在の取り扱いブランド情報の説明会、PR業務の基礎的知識をつける講習会が用意され、ここで全体像を掴むことができました。

インターンと学生時代のアルバイトの違いは、「プロになるためのフィードバック」があることだと気がついたことがあります。クリッピング資料でのミスは、インターンとなれば、自分自身が気をつけて業務に責任が出てきます。教育期間として、学生アルバイトと時と取り巻く環境の違いを実感し、日々が学びの連続でした。

PACには、OJT制度があり、直属の先輩と「1対1でゆっくりとコミュニケーションをとる」ことが可能です。業務の不明点への指導をいただくだけではなく。ランチタイムには、やりたいことや将来像、普段興味のあることなど聞いてくださり、「親身になってくれる存在」としても寄り添ってくれます。まだまだ不慣れな環境下、心理的にも安心して働けているのだと思います。

強みはどんなところですか?または少し克服したい課題点などはありますか?

家族や周囲の方々からもよく言われますが、昔から人との関わりが好きで、コミュニケーションをとることが得意な方かなと思っています。物怖じせずクライアントやスタイリストの方々への接客の場面も楽しい気持ちでご一緒できることを心がけております。一方で、まだ苦手な部分でもある、自分自身での深く考え、課題解決する力もつけられたらと日々の関わりを通して学んでおります。

PACでどのように成長していきたいですか?

最近の担当業務として「Z世代内でバズっていること」から新しいアイデアを出す機会があり、自分も近い世代ですが、幅広く情報収集をしました。その際、まだまだ自分のアンテナを張っていく必要性を感じました。私自身も近い存在の「Z世代」の中では、トレンドや可愛いと思うことは共通する傾向が見えます。P Rの現場では、リサーチを通して、新しい提案までを説明する力が必要であることを実感しました。日頃から様々な社会のトレンドに興味を持ち、視野を広げて、業務に役立てるよう成長していきたいと思っています。

目標とする人はいますか?

目指しているのは先輩です。
周囲の先輩からの学ばせていただく日々で吸収することが大変多くあり感謝しています。新卒の立場でありながら、すでにミーティングに参加する機会があり、クライアント様の声を直接伺い知れることが貴重な経験です。PR施策へのご要望に応え、さらにプラスアルファのアイデアを盛り込み、ブランド成長のために尽力する先輩の熱量を肌でひしひしと感じられます。クライアントの方々への高い対応力、例えば、メール1つの言い回しなどの細かやかな伝え方などを見て、真似できるところを日々研究しています。将来、自分もスムーズな進行ができるようになれればと思っています。

日々の業務で心がけていることはありますか?

「ただのリース業務対応ではなく、その後のリレーションにつながる関係構築をする」という、インターン時の先輩からのアドバイスを意識しています。リースのアポイント中、スタイリストさんから、おすすめアイテムを聞かれるなど、プライベートのお話、トレンドの先端情報を教わることがとても嬉しいです。人と人の信頼関係を大切にしていきたいです。

今後どんなPRパーソンになっていきたいですか?

今後、幅広いクライアントの課題解決を通し、自己成長をし続けられるPRパーソンになりたいと考えております。そのためには、日々、リースの現場や媒体研究を丁寧に行い、貴重なインプット基盤作りから、企画アイデアやトレンド分析など、アウトプットの場面で、自分の力を発揮できたらと思っています。

スタッフプロフィール

MARIN
Planner / Communication Planning Group

ファッションブランドを中心にショールーム接客業務、掲載クリッピングなどのデスクワークを担当

【STAFF INTERVIEW_vol.8】「PACの強み」を追求し、PR連携で軌道に乗せた2つのSNS広告事例

PACでは、これまでメディアPR活動を基盤としたマーティング支援施策による認知拡大施策を展開しています。近年のSNSマーケティングトレンドである、Instagramのディレクションや運用、SNS広告配信、サイトのオウンドコンテンツ制作まで、PRとデジタル領域を一貫して行うメリットであるブランドコミュニケーション活動の最大化を目指しております。

PACのSNS マーケティンググループ、デジタルADプランナーであるANJUさんは入社後から地道な努力を重ね、多い時で10ブランドまで担当し、着実に結果につなげています。クライアント、そして社員内でも信頼が厚い存在に成長を遂げる川瀬さんに、「メディア連動のバリューを活かした広告配信事例」についてお話を伺いました。

 

―SNS広告の取り扱い状況について教えてください

弊社では、国内外のブランドのアカウント運用実績がありますが、現在、広告運用領域においては、10億人のユーザーが利用するInstagram、3.4億人が利用するTwitterの2つに力を入れるブランドが大多数を占めております。最近の傾向として、若年層に強くショートムービーに特化した動画SNSの TikTokのアカウントも関心をもつブランドも増えてきている状況です。SNS広告は、ブランドの規模に関係なく、少予算からでも取り組み可能なことがメリットだと思います。

―徹底したブランド世界観の統一、ユーザーへの自然なアピール力など、PR会社らしい強みが生かされた?

2020年日本初上陸のカナダのコスメブランド「BLEU LAVANDE(ブルーラバンド)」は、カナダ東部ケベック州で生まれた天然のトゥルーラベンダー・エッセンシャルオイル(精油)製品を販売しているラベンダーブランドです。日本上陸後、ブランドの認知拡大に悩んでいたことから、弊社ではメディアPRやブランドの世界観の統一したSNSマーケティングも担当させていただきました。

SNSマーケティングでは担当者が2人の構成で、私がSNS広告配信し、もう一人はアカウント運用とUGCプロモーションを担当しておりました。
広告配信を行う際は、広告の配信結果の分析を行うだけでなく、PR活動によるメディア露出からのターゲットの選定やアカウント運用で獲得できているターゲット層およびその世界観を崩さないなど、PRとInstagramアカウントの連携を常に取りながら、ターゲティングセグメントや毎月数枚のバナーを作成しておりました。

―どのようにPDCAを回しましたか?

新しいアカウントの場合、UGCプロモーション戦略が信頼度向上に効果的ですが、UGCでのクリエイティブ素材の2次利用した広告配信も実現させました。主となるブランドの世界観の表現に加え、ユーザー目線が盛り込まれたクリエイティブを拡散することによって、広告バナーに対する新規ユーザーが感じる違和感が解消され、フォローバック率は市場平均の倍近くという結果となりました。ブランドサイトへの流入数は、運用開始時と比べ約5倍に伸び、製品売上へも繋がりました。メディアPRからSNSの広告配信まで一貫した戦略によって、最大限に自然な形でブランドの魅力を引き上げ、短期間でより多くのユーザーへ伝えていくことができたと実感しました。

―ターゲット選定に、メディアPRの連動性を生かす意味とは?

Instagram広告運用においてターゲットを明確にすることが肝要だと考えております。ターゲット選定の精度をあげるためバックアップとして、PRチーム連動の動きが機能していると思います。特に、メディア掲載や季節のおすすめ製品情報は、随時、Instagram のストーリー投稿を活用していきました。製品掲載メディアの読者層と広告ターゲット層をリンクさせ、1つの情報から幅広いリーチを獲得いたしました。メディア掲載自体が、製品のブランディング活動において、信頼性向上へと寄与します。弊社の長年のメディアとの信頼基盤を活かしたPR連動型広告配信こそ、ブランド活動においての様々な場面メリットにつながっていくのではないかと感じています。

「BLEU LAVANDE 」Instagram:https://www.instagram.com/bleulavande_japan/

―潜在顧客獲得を目的としたTwitter広告事例「Nature Lab Tokyo」はどうでしたか?

ブランド認知度拡大を目標に、2021年11月から2022年4月Twitter広告の取り組みを開始しました。これまで、2019年より「Nature Lab Tokyo」のPR活動及びInstagramマーケティング活動を弊社が担当していましたが、潜在顧客獲得を目的とし、Twitterでの広告配信を担当させていただきました。

Twitter広告特性として、興味関心というだけではなく、「フォロワーが似ているアカウント」や「キーワードターゲティング」の選定があります。この2つを掛け合わせて、Twitter上の美容感度が高い層へ注力しました。

前者では、ブランドイメージ、価格帯が似通ったブランドのほか、掲載獲得メディア、掲載目標であるメディア関連のアカウントまで幅広くターゲティングしました。後者では、「クリスマスコフレ」や「ホリデーギフト」などの季節性のキーワードを取り入れるほか、「Qoo10メガ割」「ベスコス」等の美容業界に独自に存在するトレンドキーワードをターゲティングしました。ターゲットのセグメント後、通常の投稿で高反応であった画像をセレクトし、バナー作成しました。

PDCA戦略としては、PR活動のメディア掲載の訴求軸、SNSエンゲージメント訴求軸、Instagram広告でのエンゲージメント訴求軸にセグメントし、訴求内容のPDCAを素早く回しました。結果としてKPIは毎月達成し、フォロワー獲得単価が目標値の1/4に抑えて配信することもできておりました。

「Nature Lab Tokyo」 Twitter:https://twitter.com/naturelabtokyo

―広告事例の成功要因は?

InstagramもTwitterの広告運用ともに、PRチームとの情報交換が非常に役立っています。ブランドターゲットのペルソナ理解、美容に強いキーワードの洗い出しまで、自分自身の学びも深まる機会だと思います。メディアPRが伴走することで、SNSマーケティング活動によるユーザーへの情報発信がより豊かなものとして寄与できると考えております。

―最後に川瀬さんが仕事をする上で大切にしていることはありますか?

私は、クライアントとの密なコミュニケーションを大切にしています。例えば、バナーデザインを作るとしても、ブランドの目指す方向性とお互いの意見とがマッチすることが大変重要です。市場のトレンドを反映することを優先課題にしても、丁寧にお話し、納得の上で進めていきます。Zoomミーティングの場では、細かくヒアリングさせていただいております。また、直近の事例でいうと、SNS広告配信と絡めたオウンドサイトのコンテンツ制作まで行いました。ソーシャルメディアから、オウンドメディアへ流入したユーザーへさらに良質なブランド情報をお届けできればと思っております。

「LUMIURGLAS」 https://lumiurglas.jp/pages/sp001

こちらより本オウンドコンテンツ事例をご覧いただけます。
https://www.pa-c.co.jp/post/news/lumiurglas_digital/

【スタッフプロフィール】

ANJUの画像

SNS Marketing Group / Digital AD Planner
ANJU

美容ブランドを中心に広告運用を担当。
担当ブランド:ルミアグラス、資生堂プロフェッショナル、ブルーラバンド、ネイチャーラボ、クラフトオーガニック etc…

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PAC | 『23SS PRESS PREVIEW』開催

PACではファッション、美容ブランドの商品を集め、展示するショールームを運営しています。ブランドの新商品から、注力商品までを展示し、来場されるメディア関係者やインフルエンサー、スタイリストなどへ商品を紹介、 現品のギフティング等の活動を行っています。最新のファッション情報をキャッチアップする場として関係者が定期的に集い、ショールームで直接商品説明をすることが可能なため、効果的なPR活動をブーストさせます。

そしてこのショールームでは、商品展示や一部販売を行うイベントを年2回(6月/12月)開催。来場者は、メディアやインフルエンサー、スタイリスト、ヘアメイク、ライターなど多くの関係者様が一同にご来場。実際に様々な商品に触れて頂きながら紹介し、じっくりコミュニケーションできる場として活用が可能です。

過日、2022年12月15日(木)・16日(金)の2日間、PACショールームにて23SSシーズンに向けたPRESS PREVIEWを開催いたしました。

ファッション、コスメ、ヘアケア、フレグランス、 美容家電、オーディオブランドなど、弊社がPRをサポートさせていただいているブランド様の新商品や注力アイテムを一堂に展示し、ご来場者にご紹介。本イベント実施の2日間限定でご協賛・ご出展いただいたブランド様も含めおよそ50以上の様々なジャンルのブランド様にご参加いただきました。

会場では、商品展示だけではなく一部ブランド様にご協力をいただき、頭皮チェック体験やガチャガチャの体験、コーヒーの試飲などご来場者様により楽しんでいただけるコンテンツもご用意。

さらに数ブランド様では、本イベント限定で特別価格にて商品が購入できるサービスなどもご提供いただき、会場は大いに盛り上がり、多くの笑顔であふれました。

また、弊社本イベントの目玉コンテンツにもなっている、ご来場者全員にお渡ししている豪華お土産セットは毎回大好評をいただいており、今回も●万円相当のここでしか手に入らないトライアルセットやサンプリング商品、なんと現品までもを大量にプレゼント!こちらも皆様には非常に喜んでいただくことが出来ました。(ご提供いただきましたブランド担当者の皆様、本当にありがとうございました!)

2日間で計200名以上のメディア関係者様、インフルエンサーの皆様にご来場いただき、2022年を締めくくるに相応しいイベントとなりました!

年に2回実施しているPAC PRESS PREVIEWですが、こういったイベントを実施出来るのも日ごろからご一緒させていただいております、各クライアント様をはじめ、長年お付き合いいただいておりますメディア関係者の皆様のサポートがあってだと痛感しております。この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます!

次回は、2023年6月を予定しております!お楽しみに~♪

 

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【STAFF INTERVIEW_vol.7】メンバーと振り返る2022年のファッションPR施策

PACでは、PR活動を基盤としたマーティング支援による認知拡大施策を展開しています。Instagramのディレクションや運用、SNS広告配信、オウンドメディアの制作まで、PRとデジタル領域を一貫して行うことでブランドコミュニケーションによる効果の最大化を目指しています。

ファッションや美容を中心としたライフスタイル業界に軸足を置くPRメンバーは、変化する時代の空気を反映した製品や多様なグローバルブランドのメッセージなど、トレンドの最前線に日々触れながら過ごしています。また、クライアントのパートナーとして、これまで蓄積されたPRナレッジをベースに、スピード感を持って日々施策のアップデートをし続けています。2022年におけるPACのファッションPRの現場には、どのような変化がもたらされているのでしょうか?

今回は、PR戦略コンサルティング、PRイベント、インフルエンサーマーケテイング等の活動を行うコミュニケーションプランニンググループで、長年にわたって、国内外のファッションやライフスタイルブランドのPRに携わっているディレクターのYUKOさん、Z世代の傾向分析を強みとするコミュニケーションプランナーのAMIさん、記者発表会イベントやPR実務経験豊かなメンバーが揃うPR プランニング グループのマネージャーとして会社のチーム力強化を推進するLISAさん、3名にお話を伺い、今年のファッションPRの現場を振り返っていただきました。

―2022年のPR活動でご自身にどのようなキャリアステップがありましたか?

YUKO:今年の4月に育休から復帰し、外資系ファッションブランドのPRを中心に数社担当しています。復帰当初は初めての子育てと仕事の両立がうまくできるのか?と不安に思う時もありました。8ヶ月近く経過した今、子供が急に熱を出した時も肩身の狭い思いをせずにリモートワークへ切り替えができ、お互いに体調がしんどい時は無理をしないで、といつも言い合える温かいチーム環境のおかげで、自分らしく仕事が継続できています。このような女性のライフスタイルの変化に寄り添ってくれるPACのスタンスには、感謝の想いが大きいです。そしてこのフレキシビリティー溢れた環境こそが、PACにとって会社としての大切なコアなんだと実感しています。

AMI: 新卒入社し3年目の今年もチャレンジに溢れた毎日を過ごさせていただいております。これまでのスタイリスト中心のショールーム業務と並行し、コミュニケーションチームのプランナーとして、Z世代インフルエンサーやSNSメディア分析にも注力しました。春夏に提案したインフルエンサー施策を秋冬にも継続することが決定し、クライアントへの施策提案力がついてきたかな、と思います。自分の成長の地続きには、クライアントさんの成果が繋がっていった、実りある1年でした。

LISA: 美容やファッション、オーディオのブランドを中心としたPRコンサルタントとして活動しています。フロント業務をメインに担当していましたが、今年は、マネジメント6割:フロント4割のバランスに移行し、チームメンバーのフロント経験値を増やす目的です。発表会イベントなどメディアP R業務以外にもオウンドメディア制作ニーズにもお応えしております。さらに特に最近は新規のお客様からのPRのご相談は増加傾向です。

―デジタルとアナログのハイブリッド戦略がスタンダード化した2022年ですが、主な施策について教えてください。

YUKO:オフラインのイベントが復活しはじめ、シンガポール発のグローバルファッションブランド「CHARLES & KEITH」では今年の下半期だけでも数多くの施策を行いました。7月の日本初開催のPRイベント「CHARLES & KEITH FALL 2022 FEELIN’LIKE RED」を皮切りに、夏の風物詩「フェス」のスタイルを提案するフェススナップ、9月には、ブランド初となるカスタマーイベント「K-DRAMA Watch Party」、10月にはソウルで行われたPOP UPイベントのメディアツアーを実施。11月には、ウィンタールックのモデルを務める女優・モデルの岡崎紗絵さんによるトークショーイベントを名古屋で開催しました。ブランドのさまざまな課題に対して、私たちのアイデアが採用されることはとても大きな喜びです。今後もグローバルブランドとしての世界観を大切にしながら、ローカルの施策においては今までにない新たなアイデアを迅速に形にし、期待にお応えしていきたいと思っています。

AMI: 1年目からファッションブランドを中心にPR業務、Showroom業務を担当。現在は、インフルエンサーを活用したデジタル施策の企画立案を中心に行っています。ブランドとの親和性が高いインフルエンサーの選定、提案が得意です。クライアントニーズが集中する「Z世代」のインフルエンサー、SNSメディアについてはは、ファッションだけではなく、ライフスタイルにも興味が高い傾向が見られています。

春夏から秋冬までメンズファッションインフルエンサーを活用した施策を実施しました。
インスタグラム投稿に、公式用素材UGCとして使えるよう各自フィード、リール、公式アカウントも並行した投稿を実施しました。またメンズ以外では、人気キャラクターのコラボアイテムの発売のタイミングに合わせ、インフルエンサー数名とSNSメディアのタイアップ企画も提案し、ソーシャルでの盛り上げを作りました。ブランドターゲットを見据え、ターゲットのZ世代は、自らの世代でもあり、リアルな感覚も提案に盛り込みながらコミュニケーションをとるように心がけています。

LISA: メディアイベントも常に新たなやり方を模索し、日々ブラッシュアップを図りました。常にリリースやニュース、オンライン発表会などの最新情報を発信しながらも、これまで以上に、 PACショールームでの年2回開催の展示会のリアルの場への価値が見直され、対面でしか得られない付加価値にフォーカスしたメディアリレーション戦略を進めています。ピークよりコロナの影響が落ち着いた今年は、PRイベントや発表会の実施数は、平常時に戻ってきておりますが、オンラインとオフラインのハイブリットPR戦略はスタンダード化していく可能性が高いと思います。今期はブランド全体として見てオンライン発表会、リアルイベントにオンライン生配信を取り入れるケースが多かったです。

―それぞれの立場から見るPACの環境ついて教えてください。

YUKO:自分のやりたいことに対して、手を挙げることを推奨される環境です。会社として新しいブランドを受注した際も、本人のやる気さえあればチームメンバーとしてジョインすることが可能です。そうした働き方で得られる、「自分の軸を持つ」ということは、「自ら働きかける力」であり能動的に取り組む姿勢を大切にする会社であるということを実感しています。今年はリモートワークと週2-3回出勤のハイブリット体制でしたが、心身のバランスがとれて、メンバー内でも好循環が生まれていると思います。私自身もまだ小さな子供を育てながらですので、本当に働きやすくて助かっています。

AMI: 振り返ってみると、入社前インターンへの価値を高く感じて過ごしています。約半年間の助走期間中に、現場のスピード感に慣れメディア掲載の基礎的なイメージづけることができたので、実際の現場で応用がきき、一つ一つの事柄へのギャップが少なく済んでいるのではないかと思います。今色々と任せていただく業務が拡大する中、上司には、「肌感覚で通常の新入社員の3倍以上のスピードで成長しながら生きていると思う。」とも言われますが、困ったこともチームで知恵を持ち寄り解決し、周りの友人と比べてもとても自由な社風です。

LISA: PACの内部環境としては、ライフワークバランスへの理解があり、それぞれの強みを活かして活躍できる会社だと思います。今年は特に、PR相談件数が増加傾向にあります。少数精鋭の組織ですが、今後の事業拡大していく中でぜひチームメンバーが増えていけばと思います。主体的に動くというゴールに対し、PR実務の経験者は確かに重要です。ただ、PACをきっかけにPRへ挑戦してくださる方も多く、人柄やスピード感、プロジェクトの自走経験があるかなど大切にしているのでぜひそのようなエピソードがあると嬉しいです。PACという会社を創造に対しても、楽しんで取り組める方でも嬉しいなと思っています。

インタビュー内のプロジェクト事例の詳細は以下よりご覧ください。

YUKO:
■2022春夏 「CHARLES & KEITH」
日本発開催PRイベント施策
https://www.pa-c.co.jp/post/news/_charles-keith-fall-2022event/
https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/charlesandkeith-prevent/ 

■2022秋冬 「CHARLES & KEITH」
メディア&インフルエンサー施策
https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/charles-keith_fesproject/
カスタマー施策 イベント
https://www.pa-c.co.jp/post/news/charlesandkeith-customerevent/

AMI:
■2022春夏/秋冬継続 「国内メガネブランド」メンズインフルエンサーを活用した強化アイテムの訴求施策 
https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/zoffmensif/

LISA:
■2022秋冬 「CHARLES & KEITH」韓国メディアツアー、PRアテンド施策
https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/charles-keith_itzy_mediatour/

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【STAFF INTERVIEW_vol.6】 PAC のPRチーム、美容担当3名に聞いた「仕事で大切にしていること」とは?

PACでは、これまでメディアPR活動を基盤としたマーティング支援施策による認知拡大施策を展開しています。近年のSNSマーケティングトレンドである、Instagramのディレクションや運用、SNS広告配信、サイトのオウンドコンテンツ制作まで、PRとデジタル領域を一貫して行うメリットであるブランドコミュニケーション活動の最大化を目指しております。

PACのPR Planning Groupは最も、通常PR業務のリリース作成やキャラバン活動、展示会企画や集客サポート、オウンドメディアやSNSディレクションに至るまで、幅広くブランド活動を推進する部署です。スタッフは美容やファッションなど、ライフスタイル業界に精通し、「個性」と「チームワーク」でPRの課題を解決しています。グループマネージャーのRISAさん、YUKARIさん、RIKOさんに、今回は「仕事で大切にしていること」についてお話を伺いました。

―これまでに培った仕事をする上での「理念」はありますか?

RISA:「お客様目線に立ち、気持ちを探り、何がしたいのかの筋道に沿って自分の意見を伝える」ようにしています。美容販売員時代からの積み重ねですが、製品ごとに「買う人の気持ち」の分析を徹底する習慣が身についています。

YUKARI:PR担当として「自分が製品の一番のファンになること」が大切だと思っています。

RIKO:PR業界に飛び込んだばかりの時、憧れの上司に出会ったことがきっかけで、常に「一緒に仕事をしたいと思ってもらえる自分か?」という視点に立った、「人間力の向上」が大切だと考えています。

―その背景にどんなことがありますか?

RISA:さまざまな製品の売り場を回り、新作情報だけではなく実際に接客を受けてみて、いつも最新トレンドや人気傾向をキャッチアップするようにしています。たとえ製品をよく知っていたとしても、「買う人の気持ち」を体感する機会になるのですが、特に意識せずに「趣味」に近い感覚でいます。

YUKARI:これまで企業広報経験では、モノよりサービスでしたので「社長の思い」「開発背景」などの情報にも注目します。キャラバンでは、美容メディアの方に好意的なフィードバックをいただけると、新鮮な驚きが尽きませんし、ますます製品に愛着が湧く感じがしています。

RIKO:「チーム力で、お客様へサービス提供を目指す」という前職の航空会社の業界とは大きく違いがあり、担当者意識として、「クライアント」、「メディア」、「PR会社」それぞれ3つの重なりを良い方向に進めることが大切な感じがしています。

―仕事の各場面でどのように活かされていますか?

RISA:2021年夏頃からPR Planning Groupのマネージャーになりました。自分の発言が相手へどう伝わったか?適切だったかどうか?など、毎晩、振り返っています。過去のマネジメントの現場経験から「自分のやり方」に固執せず、製品ごとの方向性を見極めるため、必ずしも成功事例と同じやり方をすることが正しいとは限りません。さまざまな意見に耳を傾け、常に良い聞き手でいたいと思いますね。フラットな姿勢だからか、割とどんな方とも仲良くなることが得意でプライベートは多様な友人に恵まれています。

YUKARI:前職のPR会社で、幅広く事業会社の広報支援に携わり、プレスリリースの講師も任せていただいていました。製品PR中心のPACに入って自分が1番のファンになることを重要だと思いました。社長の思いの強い製品、良い品質の製品、営業から携わらせていただいているブランドなどのストーリーもそうですが、メディアの方からのちょっとした愛用コメント一つでも「ファン」でもあるからこその喜びを感じております。ヘアケアブランドですと夫も一緒に愛用でき、意見をもらうこともしばしばあります。夫の興味関心が高いからこその鋭い質問が、メンズラインのアイデアに活かせるなと思うこともあります。また、1年半前に出産したばかりで、「子供目線」「時短」などの生活感覚がメディアリレーションへ活かされています。

RIKO:私は、「仕事=人」であると思っています。その中で特に柔軟性を高めたいと意識しながら行動しています。航空業界からPR業界に飛び込んだばかりの時の上司がまさにそういう力を持っていた方で、仕事に対する考え方の全般において影響を受けました。メディアとクライアント、そしてチームという関係の中では、様々な意見に耳を傾け、時には言いにくいことを上手に伝えなくてはならない場面もあります。だからこそ長期的に「人間力」を高めることが大事だと思います。今はチームメンバーから毎日沢山吸収することがあります。困難なことも、チームの信頼が厚く解決できています。

―リリース作成、新作発表会や展示会、オウンドメディアディレクションなど幅広い現場で、エピソードはありますか?

RISA:プレスやクライアントの会食なども最新の美容トレンドや注目の成分の話でいつも盛り上がってしまいます。美容部員時代の経験から、展示会での製品紹介の最中、「このまま製品を売ってしまうかも?」と思うほどに熱く語っていまして、「後で買います!」とメディアの方からリアクションいただくことも、結構ありますね。

YUKARI:美容メディアの方は、積極的に商品を知ろうとしてくださる姿勢があり、常に自信を持ってお話をすることを心がけています。また私は前職でプレスリリースの講師経験がありますが、PACのリリースはレベルが高く、魅せ方にこだわった華やかなリリースで、会社として作り方にも独自性があると思います。メディアが欲しい情報にまとめる必要がありますので、担当者と電話で対話し、ブランドの思いを汲みつつ丁寧な進め方を心がけています。

RIKO:製品からアプローチしていた美容ライターさんが携わっていたラジオ番組に、クライアントのゲスト出演が叶いました。桶川さんが事前に作成していた代表のプロフィールシートのおかげで、メディアニーズに合った取材切り口を広げられました。ブランドの創業背景を伝えることも重要なPR業務なので、チームメンバーの力でこれまでになかった露出機会に繋げられたことが嬉しかったですね。

―担当ブランドPR事例を教えてください。

RISA:ヘアケアブランド「資生堂プロフェッショナル」「ネイチャーラボ」、「La CASTA」、「C’BON」等の美容ブランドをメインに担当しています。「資生堂プロフェッショナル」の2022年上半期活動として、ベストコスメ二誌の獲得、新商品発表会のメディア誘致、オウンドコンテンツなど多岐に渡るPR活動を展開いたしました。サロン専売ラインのブランドは、一般的にもシリーズ数が多く、そのため製品特性にマッチした購入者の嗜好やニーズの理解に注力する必要があります。ブランド情報を深くまでメディアに理解していただくような工夫をしています。

「資生堂プロフェッショナル」のPR事例は以下よりご覧ください。
https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/shiseidoprofessional-q12/

YUKARI:ヘアケアブランドの「La CASTA」、「SPRINAGE (アリミノ)」、「CRAFT ORGANIC」を中心に、受注時から担当したアイライナーコスメブランドの「LUMIURGLAS(ルミアグラス)」は、展示会などでメディアの方から「今日、ルミアグラスのアイライナーをつけてきました!」という愛用の声も嬉しく、「プロフェッショナルとして、良い仕事をする」ことへのモチベーションにも繋がっています。

「ルミアグラス」のPR事例の詳細は以下よりご覧ください。
https://www.pa-c.co.jp/post/strategy/lumiurglas_lp/

RIKO: 「CRAFT ORGANIC」、「MYTREX」、「C’BON」等を担当しています。メディア全体で増加中の「SDGs」を切り口に、「CRAFT ORGANIC」社代表自ら、自然の恵みからブランド製品を作らせていただくからこそ、自然へお返しすることも大切にするというラジオ番組出演という形でメッセージを伝えることができました。今後も新たなチャンスにチャレンジしていきたいです。

CRAFT ORGANIC 公式HP:
https://www.sokamocka.com/DefaultBrandTop.aspx?bid=CF01

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【STAFF INTERVIEW_vol.5】ビューティーブランド「L‘ORÉAL PARIS」インフルエンサーマーケティング施策

PRのプロによるインフルエンサーマーケティング成功事例をご紹介

弊社では、PRはもちろん、SNSマーケティングやインフルエンサーマーケティングといったデジタル戦略をお客様の課題に合わせてカスタマイズしています。今回は、インフルエンサーマーケティングに成功した事例として、長くお取引させていただいている「L‘ORÉAL PARIS」の「エルセーヴヘアオイル」インフルエンサー体験イベントについて、本プロジェクト担当のRISAさん、MINAさん、RINAさんにお話を伺いました。

 

インフルエンサーマーケティングのアサイン重要ポイント

−「L‘ORÉAL PARIS」の「エルセーヴヘアオイル」インフルエンサー体験イベントをサポートされたと伺いましたが、イベントに至った経緯についてお聞かせください。

RISA:ブランドのラグジュアリー感をより認知拡大させるために、インフルエンサーを起用したホテルイベントを開催したいといったご相談を受け、弊社では、インフルエンサーアサイン、イベント内容の企画から進行、当日のサポートを担当させていただきました。東京のホテル1泊の宿泊をペアでプレゼントにするといった提案もさせていただき、4日間のホテルイベントで1日1組の計4組8名のインフルエンサーの方々に宿泊体験をしていただくことになりました。

−インフルエンサーのアサインは、イベントの成功を左右するかと思いますが、キャスティングの際は、どのような点に気をつけましたか。

RISA:ブランドのイメージと合っている方を選ぶのはもちろん、ラグジュアリーな雰囲気を持っている方や、髪がきれいな方を選ぶなど今回のテーマに沿ったキャスティングをしました。また、今回のイベントは、宿泊の企画なので、仲が良いインフルエンサーをペアでお呼びして楽しんでいただくことも提案しました。

−効果の出る最適なキャスティングをするために、御社ならではのアサインのポイントをお聞かせください。

RINA:ターゲットへのリーチ率の高いインフルエンサーを、あらゆる角度から検証しキャスティングしています。具体的には、エンゲージメント率はもちろん、ファンの属性やコメントを細かく調べ、ユーザーとしっかりコミュニケーションをとれているか、実際に購入につながりやすい方なのかをリサーチした上で、アサインしていますね。

フォロワー数が多くて有名な方でも、男性のファンが多い方だと、女性向けの商品につなげられない場合も多く、ファン層をしっかり調べる必要があります。ブランドに合わせて効果を出すための人選を細かく行うのが弊社のインフルエンサーマーケティングの強みです。

インフルエンサーの拡散力を最大化するイベント企画の事例

−インフルエンサーに拡散いただくために、イベントの企画についてどんな工夫をしましたか?

RINA:オイルの良さを実際に体験していただくという今回のイベントの目的に合わせて、宿泊のルーティンでオイルを使っていただくだけではなく、オイルを使ったヘアアレンジ体験を提案し、実際に企画が実現しました。

2日目の朝にプロのヘアメイクの方をお部屋におよびして、オイルの使い方などを盛り込みながらゲストにヘアアレンジをするといったコンテンツでしたが、結果として、「アレンジしてもらいました!」とSNSでアップするインフルエンサーの方も多く、SNSでより拡散できたのではないかと思います。

−確かに、プロのヘアメイクによるアレンジだとみんなに見せたくるので、拡散のモチベーションが上がる企画になりますね。フォトスポットなどはあったのでしょうか。

RISA:はい、フォトスポットも、弊社からの提案で実現しました。テラスにフォトスポットを作ったことや、オイルにあったお花をスタイリングしました。また、今回宿泊した虎ノ門エディションは、東京タワーがよく見えるのですが、ブランドを想起させるパリのエッフェル塔をイメージした写真が撮れるようアレンジもしましたね。

客室では、バスローブ、パドルブラシまで、ロゴが印字されているアイテムを提供し、ホテルステイの中で思わず撮りたくなるフォトスポットを演出してインフルエンサーの方に、楽しんでいただきました。

さらに、アフタヌーンティーを体験してもらう企画も採用されたのですが、アフタヌーンティーに「L‘ORÉAL PARIS」の世界観を表現していただき、体感していただきました。

−ホテルステイで「L‘ORÉAL PARIS」の世界観に浸れる企画を散りばめたイベントだったんですね。クライアントからは、どのようなフィードバックをいただきましたか。

RISA:イベントを通して、ブランドの世界観を企画内容から装飾の細部にいたるまで戦略的に作り込むことで、インフルエンサーの方々にブランドの世界観をより楽しんでいただき、拡散の方も、リール投稿をはじめ予定していた内容よりも多く拡散することができました。

クライアントからは、こうした拡散の結果にもご満足いただけましたが、イベント前の提案やホテルの装飾の段階から、弊社のアウトプットに対してポジティブなフィードバックをいただき、イベントが始まる前から熱量の高いチームの雰囲気をつくることができたのは、大変よかったなと思います。

ブランド力を高めるインフルエンサーマーケティングとは

−インフルエンサーマーケティングを成功に導く考え方について 意識しているポイントについて教えてください

RINA:やはり、インフルエンサーの選定の部分が成功させる上で大切だと思うので、さきほどお伝えしたように、アサインの際にかなり詳細な部分までインフルエンサーの活動をリサーチし、ユーザーのエンゲージメントが高い方をキャスティングするのがポイントだと思います。

弊社では、これまで様々なプロモーションで、インフルエンサーマーケティングを行なってきたので、SNSのチャネルごとに、エンゲージメントが高くファンもしっかりついているインフルエンサーの方々とのコミュニケーションをとりコミュニティを作ってきました。PRも行うエージェンシーの視点から、ブランドや企画に合うインフルエンサーの質の方を重視し、これまでの成功事例をもとにキャスティングを効果的に行っています。

また、インフルエンサーマーケティングの成功において、クライアントの課題や目標に合わせて戦略を練ることも大切だと思います。弊社では、クライアントとのコミュニケーションをしっかりとり、課題や目標に寄り添いながら戦略を立て、施策の実現までサポートさせていただいております。

MINA:話題になっていたり、有名なインフルエンサーをただキャスティングするのでは、最適な結果を得られることができないので、ブランドがターゲットとするユーザーの界隈でしっかり話題になるかといったところも重要だと思っています。

弊社には、20代前半から30代前半まで、さまざまな年齢層の社員が在籍しているので、ブランドのターゲット層のインサイトをリサーチする際も、リアルな声を聞くことができます。ただフォロワー数の多い方や有名な方をキャスティングするのではなく、しっかりターゲットを見据えた上で、インサイトを分析し、最適なリーチができるような方をアサインすることで、インフルエンサーマーケティングを成功に導けると考えています。

【スタッフプロフィール】

PR Marketing Group Manager
RISA

美容ブランドを中心にPRを担当。
担当ブランド:資生堂プロフェッショナル、La CASTA etc…

SNS Marketing Group Manager
MINA

ファッション・美容ブランドを中心にSNSを担当。
担当ブランド:クラフトオーガニック、豊田貿易 etc…

SNS Marketing Group Planner
RINA

ファッション・美容ブランドを中心にSNS(Instagram、Twitter)の運営を担当。
担当ブランド:Julier Yoga and Relax,zoff, etc…
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【STAFF INTERVIEW_vol.4】ラベンダーコスメブランド「BLEU LAVANDE」SNSマーケティング施策

PRと連動したSNSマーケティングの成功事例をご紹介!

弊社では、ブランドに合ったPR戦略でメディアの露出をはかるとのと同時に、SNSマーケティングも実行することでより認知拡大を狙う施策も多数行なっています。今回は、PRと連携したSNSマーケティングに成功した事例として、カナダのブランド「BLEU LAVANDE」の施策について、本プロジェクト担当のRINAさんにお話を伺いました。

 

PRと連動したSNSマーケティングでブランド価値を高める

−「BLEU LAVANDE」のSNSマーケティングをサポートし始めた経緯について教えてください。

RINA:「BLEU LAVANDE」は、2020年に日本に上陸したブランドなのですが、Instagramに関しては投稿がない期間も長く、クリエイティブのトーンも投稿ごとにまちまちでブランドのイメージと乖離があった点が課題でした。

最初のご依頼は、PRだけだったのですが、SNSと連動することで販促につながり、相乗効果でより認知拡大できる点を弊社から提案し、SNSマーケティングのサポートも実施する流れとなりました。

―PRと連動したSNSマーケティングを展開されたということですね。どのようなチーム体制だったのでしょうか。

RINA:チームは4人体制でPR担当が2名とSNSマーケティング担当2名の構成で、私がアカウントの運用とUGCプロモーションを担当し、もう一人のスタッフが広告配信を担当していました。

PRと連携して、メディアに掲載された内容を随時Instagram のストーリーで流して、ユーザーにブランドの話題性をより広く拡散し、さらに、ブランドがその月に推していきたい商品に関しても、ニュースレターの配信と同時にInstagramの投稿、広告配信でも拡散することで、より認知拡大につなげていました。

―なるほど、その月のタイムリーなブランドの情報をPRとInstagramで同時に拡散していったのですね。

RINA:そうですね。季節ごとにおすすめの商品も変わっていくので、ECサイトとメディア掲載、フィードの内容が合うように、チームで連携しながら、最適なタイミングで拡散することが効果的なSNSマーケティングにとって重要ですし、ブランドがメディアで話題になっていることをSNSのユーザーに拡散することは、ブランド価値を高めることにもつながります。こうした相乗効果をうまく発揮することで、おすすめ商品への購入の流れを構築できるのではないかと思います。

チームワークを生かしたSNSマーケティングの成功事例とは?

―PRチームとの連携もうまくとりながら、ブランドの価値を高めていかれたとのことですが、SNSマーケティングのチームでは、どのような施策をされたのでしょうか?

SNSマーケティングの目的は、Instagramのフォロワーを獲得することだったのですが、フィード投稿で反応の良かったクリエイティブを広告配信の方で使用して広告の効果をより高めていきました。さらに、広告配信の方で実際の反応をみてチームで分析し、フィード投稿の方にも反映させるなど、結果ベースでより効果的なクリエイティブを見つけることができましたね。

また、タグ付が多い方がアカウントの信頼度が上がることから、UGCプロモーションにも力を入れていたのですが、UGCのクリエイティブを2次使用できるように許可をもらい、広告配信のクリエイティブにも使えるように動いていました。結果的に、フォローバック率(プロフィールにユーザーが遷移した際にフォローする割合)が市場平均の倍近く上がりました。

―それは、すごいですね!アカウント運用、UGCプロモーション、広告配信のそれぞれの施策がうまく作用して結果が出たのですね。

RINA:そうですね。チームワークのおかげもあり、結果につながっていったのだと思います。アカウントのフィード投稿を整え、UGCプロモーションを走らせてブランドの信頼感を構築した状態で広告配信をするといった一連の流れをチームで連携しながら構築していくことが大切だと感じました。

ECサイトへの流入を高めるSNSマーケティングとは

―ECサイトの流入や売上についても貢献されたと伺っていますが、成功した施策について教えてください。

RINA:フィード投稿内の商品のタグ付けやテキスト内のタグ付け、ストーリーでリンクをはるのはもちろん、プロフィールにはっているサイトのリンクについても、送料無料のキャンペーンなどを随時更新して、ユーザーがプロフィールを見た時に、サイトに遷移したくなるように見せ方にもこだわりました。

もともとUGCプロモーションに力を入れていたというのもあり、インフルエンサーのタグ付けからのサイト遷移も大きいと思いますね。

―なるほど。サイトへのあらゆる導線を設計し、UGCプロモーションの方も、効果的に展開されていたのですね。一般的に、ECサイトの流入をねらったSNSマーケティングの成功のポイントについてどのように考えておられますか?

RINA:リアルタイムの発信をすることでユーザーの興味や関心の惹きつけ具合が違ってくるので、より新鮮でシーズンにあったコンテンツを最適なタイミングで拡散することが、ECサイトの流入が増えるポイントのひとつだと思います。

例えば、新商品や季節にちなんだフェアなどをECサイトで展開されている場合に、そういった情報をインスタグラムでも拡散すると、やはりユーザーの購入意欲も高まると思います。こうした情報はPRチームとの連携で共有していくものでもあるので、やはりPRとの連携をうまくとっていくことも重要になってくると思います。

―やはりPRと連携していくことは大切だということですね。クライアントからは、このようなPRと連携したSNSマーケティングについて、どのようなフィードバックをいただいたのでしょうか。

RINA:PRとSNSマーケティングを連動し、Instagramでもおすすめの売れ筋商品を拡散していくことで、結果的に拡散した商品の認知拡大を実現し、そこから購入に繋がっていったので、クライアントからは、前向きな言葉をいただきました。

本国の方からも、「日本のInstagramのクリエイティブや内容がとても良いですね!」といった言葉をいただき、投稿の内容やクオリティについて信頼をいただいていました。フォロワー数の推移についても広告配信とうまく連携したこともあって順調に進み、KPIも毎月達成していたので、結果を出していたことからも、信頼を得ていたと感じています。

スタッフプロフィール

  • SNS Marketing Group Planner
  • RINA
  • ファッション・美容ブランドを中心にSNS(Instagram、Twitter)の運営を担当。
  • 担当ブランド:Julier Yoga and Relax,NatureLab TOKYO,Lavons Holic,zoff,資生堂プロフェッショナル etc…

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【STAFF INTERVIEW_vol.3】タフでカラフルなデジタルウォッチ「BABY-G」動画マーケティング施策

Z世代に向けた動画マーケティングを成功に導くポイントとは?

弊社では、PR、SNSマーケティングの他にも、企業の課題に合わせて最適なマーケティング戦略を提供するために、動画マーケティングにも精通しており、SNSとからめた施策をあらゆる角度から提案しております。今回は、Z世代の認知拡大を狙った動画マーケティングの成功事例としてCASIOさんの「BABY-G」の動画制作プロジェクトについて、担当のAMIさんにお話しを伺いました。

 

成功する動画マーケティングにはインフルエンサーのキャスティングが鍵

−「BABY-G」のプロモーションとして、動画による認知拡大の施策を企画されたと伺いましたが、本施策に至った経緯についてお聞かせください。

AMI:もともと「Girl’s Party」というCASIOさんのオウンドメディアへの出演候補者を弊社の目線でピックアップしてもらいたいというご依頼があり、出演者のキャスティングからコンテンツの内容を弊社の方から提案していく中で、動画マーケティングの施策に至りました。

「Girl’s Party」は、スチールと記事といった構成のコンテンツがメインでしたが、CASIOさんの目的はZ世代の間でBABY-Gの認知を高めることでしたので、Z世代によりリーチできる動画コンテンツの方が訴求できるのではないかと提案したのです。

−なるほど、Z世代によりリーチできるプロモーションとして動画マーケティングを提案したということですね。

AMI:そうですね。もともとオウンドメディアの記事コンテンツ制作のご依頼でしたが、Z世代のユーザーが自発的に記事を読みにサイトをチェックするのかが気になる点でした。Z世代は、 TikTokなどの利用率も高く、情報収集もすべてSNSで完結する世代です。このようなZ世代の動向から、オウンドメディアで完結することなく、そこから拡散する戦略としてSNSを軸とした動画マーケティングがやはり効果的だと判断したのです。

−動画マーケティングには、まずインフルエンサーのアサインが重要になるかと思いますが、アンエンユリさんはどのような経緯でキャスティングされたのでしょうか。

AMI:おっしゃるように、動画マーケティングで重要なのは、キャスティングだと思います。動画を観てユーザーにわくわくしていただくために、ブランドと親和性の高いインフルエンサーをキャスティングすることが大切ですね。

 

AMI:「Girl’s Party」がアクティブな女性のためのオウンドメディアでファッションをはじめ、ダンスや音楽といったカルチャーなどのコンテンツを発信しているので、ファッション性も高い上にダンスや音楽といった幅広い活動でZ世代に人気のアンエンユリさんが候補に上がりました。

アンエンユリさんは、元々E-Girlsのメンバーだったのですが、事務所から退所され独立したタイミングだったこともあり、認知度が高いというだけでなく話題性があり、また、元気な感じポップな雰囲気がブランドのトーンにもあっていたところもポイントでした。

運営しているSNSもInstagramをはじめ、Youtube、 TikTok、Twitterと幅広く、拡散力があるのも魅力で、さまざまな角度から分析して彼女たちを起用することを提案しました。

SNSでバズる動画を制作する上で気をつけるポイントとは?

−さまざまなSNSツールを使用した動画マーケティングを実施したと伺っているのですが、制作過程で、気をつけたポイントを教えてください。

AMI:事務所とお話して内容や構成を詰めていきましたが、すでにアンエンユリさんが複数のブランドでYoutubeのコンテンツを作っておられ、特にダンス動画で話題を集めていたので、今回もダンス動画を制作することになりました。SNSでバズらせることを意識して構成を作っていったのですが、こうしたダンス系のコンテンツの場合Youtubeでは、3分〜5分くらいがよく見られるという傾向が出ていたので、今回はまず3分のMVとしての動画をYOUTUBE用に制作し、その動画の一部をTikTok用に切り取って踊っていただきました。

撮影の方法も、それぞれのSNSに合わせて手法を変え、Youtubeはダンス用の特殊なカメラで撮影し、ビジュアル重視のInstagramはフィルムカメラでおしゃれに撮影、 TikTokはあえて親近感を出すために、アンエンユリさんのスマートフォンで撮影いただきました。

−なるほど!ひとつのコンテンツをそれぞれのSNSに合わせて撮影方法や見せ方を変えていったのですね。

AMI:そうですね。TikTokは、「踊ってみた」動画で取り上げてもらえるよう、ダンスの中で真似しやすく、時計が見えやすい箇所をフィーチャーしてバズらせる箇所を決めて踊っていただきました。TikTokは最初の数秒が重要で、エフェクトやダンス動画のトレンドもあるので、実際に運用してファンと交流しておられるアンエンユリさんにある程度お任せする形で進めましたね。

−クリエイティブにおいて、インフルエンサーにお任せする部分もあったというのは、面白いですね。お話を伺っていると、ますますインフルエンサー選びが重要なのが伝わります。

AMI:ユーザーにわくわくしてもらえるコンテンツにするために、ユーザーと常に交流を持ちそのインサイトも理解しているインフルエンサーの方に、制作過程でも協力してもらえれば、より訴求力の高いコンテンツができると思います。今回の施策では、今の若者が時計離れしている背景から、時計としての機能というより、ファッションの一部として、時計を楽しむ、そんなファッション性の高いコンテンツを作ることを目指していたので、彼女たちのダンス動画を通して、ブランドの世界観をユーザーに感じていただくことができたのではないかと思います。

動画マーケティングを成功に導く拡散のコツとは?

−今回は多数のSNSでコンテンツを拡散していったそうですが、動画マーケティングにおける拡散のポイントについてお聞かせください。

AMI:オウンドメディアの動画コンテンツを、YoutubeからTikTok、Instagram、Twitterと多数のSNSで拡散し、さらに、これらのSNSを活用しているアンエンユリさん本人のアカウントなどでも投稿いただき広く拡散しました。より多くのSNSを戦略的に巻き込むことがポイントだと思います。

また、ファンに期待感を持っていただくよう告知などもお2人のInstagramやTwitterなどで投稿していただき、公開の際は、ブランドとアンエンユリさんの各SNSで同時公開して盛り上げました。

−結果的にどのような反響を得たのでしょうか。

AMI:動画総再生数は約50万回近く、総LIKE数も約11万とかなりの反響を得ることができました。TikTokでは、広告を打ったこともあり、ターゲットであるZ世代にもリーチでき、アンエンユリさんへのコメントとして、「ダンス×時計って面白い」といったユーザーの声もあり、Z世代に向けてファッションの一部として時計をコーディネートする魅力を伝えるこができたと思います。

−すごい反響ですね!クライアントからの反応はどのようなものだったのでしょうか。

AMI:CASIOさんからは「普段よりも10代を中心としたZ世代が反応してくれた!」という言葉をいただきました。CASIOさんとしても今までにないダンス動画というコンテンツで、主要SNS全て巻き込むような施策は初めてだったということもあり、社内の方で好評を得ることもできました。施策の目的だったZ世代の認知拡大という点に関してご満足いただけたと思います。

−最後に、動画マーケティングを成功に導くコツをお聞かせください。

AMI:「動画をPRっぽくみせない」ことがポイントで、いかにユーザーをわくわくさせるかが勝負だと思います。そういう意味でも、インフルエンサーの選定は重要ですね。

動画という特性上、ユーザーに楽しんでいただけるようなコンテンツづくりが、ポイントだと思います。より多くのSNSを巻き込む形でエンターテイメント性の高い動画を作ることで、より広い拡散につながると思います。

スタッフプロフィール

  • Communication Planning Group Planner / PRESS
  • AMI
  • ファッション・美容ブランドを中心にPR・プレス業務を担当。
  • 担当ブランド:BABY-G,AMATERAS,zoff,Diane Be True,MYTREX etc…

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