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2018.03.12

NYから最新トレンドをお届け!ブルックリンの注目「インスタ映え」スポット

こんにちは、PACグローバルアカウントチームの佐々木梨恵です。

私は今年の1月末より語学とファッションPRを学ぶため、アメリカのニューヨークに滞在しています。
夏の帰国までの間、トレンドの発信地ニューヨークから旬な情報をお届けします!

さて、いきなりですが、2017年の流行語大賞は何だったか覚えていますか?
・・・タイトルに出てしまっているのでお分かりですね。そうです、「インスタ映え」です。

◆インスタ映え

写真共有サービス・SNSの「Instagram」に写真をアップロードして公開した際にひときわ映える、見栄えが良い、という意味で用いられる表現。インスタグラムを念頭において写真映りが良いと述べる言い方。
(ちなみにもう一つの流行語大賞は「忖度」でした)

 

PR業界でも「インスタ映え」や「フォトジェニック」が重要視されるようになって久しいですが、ニューヨークはインスタ映えスポットの宝庫。そこらへんの道を撮影してもインスタ映えするニューヨークではありますが、中でもブルックリンのブッシュウィックという地域には、まさしくインスタ映え!の、キャッチーでポップなウォールアートが並んでいるエリアがあります。

ブルックリン・ブッシュウィックにあるウォールアート1

ブルックリン・ブッシュウィックにあるウォールアート2

St. Nicholas Av, Brooklyn NY 11237

米VOGUEで「世界で最もスタイリッシュな街」の一つに選ばれたブルックリン・ブッシュウィックにある「ブッシュウィックコレクティブ」と呼ばれるストリートは、街自体がグラフィティミュージアムのようになっています。マンハッタンのように点在するグラフィティを探し出す必要はありません。

その昔ビール工場などで栄えた工業地帯なので、街に並ぶ倉庫や工場の壁にグラフィティが描かれています。以前は犯罪の多かったこの地域で、ジョセフという青年が2011年犯罪により母親を亡くした経験を通し、地元を変えたいという想いからプロジェクトが始まりました。彼自身はアーティストではなく、オーガナイザー/キュレーターとして管理しており、彼の呼びかけに地元アーティストだけでなく世界中のアーティストが応え、世界でも有名なグラフィティアートの街となりました。(現在は治安も改善され、お昼であれば何の心配もなく訪れることが出来ますよ!)

グラフィティは約1年ごとに入れ替わるとのことですので、何度訪れても楽しむことが出来ます。

工場の壁に描かれたグラフィティ

グラフィティに魅せられパシャパシャ写真を撮っていましたが、よく見ると企業名の入ったものがいくつか。下の写真はこちらで有名なマッチングアプリ「OKcupid」、ワークブーツが有名な「Timberland」のグラフィティ。この他にもビールブランドのGUINESSなどいくつかの有名企業のグラフィティ広告を見かけました。

OKcupid、Timberlandのグラフィティ

素敵な作品であれば広告とわかっていても、写真を撮ってSNSでシェアしたくなりますよね。

今回見つけたグラフィティ広告はクールなものばかりだったので、私の中のその企業の好感度は大幅アップしました。プロモーション活動をするにあたって、自己中心的に商品やサービスを伝えることだけを考えるのではなく、「場所」や「時代」に合わせたコミュニケーションをすることの大切さを改めて感じる瞬間でした。

ストリートグラフィティが禁止されている日本ではなかなか難しいとは思いますが、街自体がキャンパスのようなエリアが東京にできたら、とても楽しいですよね。

 

3月に入りましたが、NYはまだまだ寒い日が続いています。(昨日は吹雪でした。。。)

外に出るのは億劫な日々ですが、ニューヨーカーの間で注目の食べ物や場所について情報収集していますので、またこちらでお届けしたいと思います!

FIT(ファッション工科大学)という地元のファッション大学でマーケティングの授業も受けていますので、その内容もシェアできればと思っております♪

それではまたーー!

Rie

 

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