CHARLES & KEITH | 韓国・ソウル『ITZY”のコラボPOP UP』のメディアツアーをサポート

2022年10月14日(金)~10月16日(日)、韓国・ソウルで3日間限定の「CHARLES & KEITH」POP UPイベントが開催され、メディアツアーおよびPRアテンドサポートを行いました。

今回のPOP UPでは、現在「CHARLES & KEITH」のグローバルアンバサダーである韓国発5人組ガールズグループ「ITZY」が、初日に急遽現場にサプライズ登場することになり、特別に日本から1組だけメディアを現地にご案内できることになったため、「ELLEgirl」にお声掛けをし、ツアーを実施。編集スタッフと現地に滞在しているライターをご招待しPOP UP STOREの取材アテンドを行いました。

POP UPが行われたのは、いま韓国の若者の間で最も注目されているHOTなエリアである聖水洞(ソンスドン)。この最旬スポットにあるカフェ『Café Oude』を「CHARLES & KEITH」がジャックし、イベントを開催。「CHARLES & KEITH」と「ITZY」のコラボレーション限定商品が店内に並びました。

店内にはずらりとコラボレーション商品が並ぶ他、会場を盛り上げるDJブースや、来場者向けとして“ITZ MINE”をモチーフにしたオリジナルステッカーやカフェのスイーツなどのプレゼントなども。

そして一番の目玉はPOP UP STOREの外に設置された、超特大サイズのコラボバッグ。ITZY本人たち全員がこの場でこのバッグにサインを施し、イベント期間中はフォトスポットになっていました。

 

今回「ELLEgirl」をお連れしたメディアツアーでは、現地の韓国メディアがいる中、通常の取材とは別でITZY本人たちによるコメント、STORE内を歩き回る様子を「ELLEgirl」、さらに「ELLE JAPAN」用に特別に動画で撮影。その様子を各公式SNS、編集記事にてご紹介いただきました。

■ELLEgirl
記事:https://www.ellegirl.jp/fashion/news/a41706620/itzy-charles-keith-22-1019/
Instagram:https://www.instagram.com/reel/Cj-NtTVM6y4/?utm_source=ig_web_copy_link
TikTok:https://www.tiktok.com/@ellegirl_jp/video/7156879571613207810?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7107501166522533378

■ELLE
記事:https://www.elle.com/jp/fashion/a41719626/itzy-charles-and-keith-22-1024/
TikTok:https://www.tiktok.com/@elle.japan/video/7156950057131035906?is_copy_url=1&is_from_webapp=v1

 

今回、準備までに2週間弱というタイトスケジュールで進めた本施策でしたが、このメディアツアーを通じて、改めて現場取材の機会を設けることでメディアとの信頼関係を更に強化出来る特別感と、SNSツールを使い速報として現場の盛り上がりや温度を即時に発信、拡散していただくことのスピード感が重要であることを現場で体験でき、貴重な機会になったと感じました。

 

 

■CHARLES & KEITH / チャールズ&キース
CHARLES & KEITHは、1996年にチャールズ・ウォンとキース・ウォンが設立した、グローバルファッションブランドです。現在は、アジア、欧州、中東、アフリカを中心に、34ヶ国で674店舗以上を展開し、シンガポールに本社を置いています。スタイリッシュな都市生活者が求めるファッションの発信地として、フットウェア、バッグを中心に、アイウェア、コスチュームジュエリーを展開し、毎週新商品を入荷しています。Experimental (実験的)、Desirable (魅力的)、Curated (洗練された)、Modern(現代的)という4つのブランドバリューに導かれ、ランウェイのトレンドをデイリーに、そして気軽に取り入れたいというファッションコンシャスなニーズに応えます。詳細は https://charleskeith.jp/をご覧ください。

■CHARLES & KEITHの他事例
人気インフルエンサー10人を起用したフェススナップ施策
日本初開催のPRイベント
インフルエンサーを起用 New Store Open施策 Local shooting

本件に関するお問い合わせ
担当者:平良・小泉・中島・佐々木
TEL:03-6447-0395
FAX:03-6447-0396

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PACでは、お客様の課題に合わせて最適なサービスを提供しております!
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PRについて:https://www.pa-c.co.jp/about/#service01
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BLEU LAVANDE | PRとデジタルを連動した理解促進~顧客獲得までをトータル支援

ブルーラバンド ラベンダー農園

BLEU LAVANDE(ブルーラバンド)」 は昨年日本に上陸した、カナダ生まれの天然ラベンダーコスメブランドです。
2021年5月より、弊社ではブランド認知獲得~販売促進を強化し、PRとデジタル連動の包括的なご支援を行っております。

ブルーラバンド エッセンシャルオイル、シーソルトスクラブ

PRとデジタル領域を一貫することで生まれるメリットを最大化し、PRの面ではメディアアプローチ活動(主にプレスリリースやニュースレターの制作)、SNS運用ではInstagramのディレクション/運用/Instagram広告配信、さらにECサイトの構築を実施。

シームレスなコミュニケーションプランニング

弊社は、PRの他にデジタルマーケティングにも注力しており、PRとデジタルを特化することで可能となるPR/プロモーション施策を得意としています。
今回、BLEU LAVANDEではPR・SNS運用・SNS広告運用・サイト構築を一環してサポートさせていただき、シームレスな支援をさせて頂いています。
PRとデジタルを連動させることによって生まれる相乗効果を実感してただき、より良いブランド認知と販売促進を体現しています。

PA Communication
SNS Marketing Group
中島、古宮

Treneejo | PRイベント『Treneejo Fan Meeting』を開催

弊社がSNS運用を担当するTreneejo (トレニージョ)のファンイベント「Treneejo Fan Meeting」の企画・ディレクションの支援を担当致しました。

トレニージョ ロゴ

「Treneejo」とは

「トレニージョ」は、「着替えるようにカラーを楽しむ」をテーマにした、サロン専売品ブランドで、2019年4月16日に発売致しました。カラーヘアパテ等のカラー剤を中心とした、カラーシャンプーやトリートメント、アウトバス商品等、染める工程から自宅でのケアまで、トータルでヘアカラーを楽しめるラインナップを揃えています。

「Treneejo Fan Meeting」概要

美容師によるレクチャー

表参道にある美容室Violetにて、ヘアケアやカラーリングに関心の強い美容学生や美容師に向け、憧れのスタイリストと“特別な一日”を体験してもらうことを通して、「トレニージョ」ブランドのファンコミュニティ醸成を目的とした今回のイベント。

ブランドの持つテーマや想いを顕在化し、顧客価値を最大化するため、コンテンツ企画立案やノベルティ、フォトブース、ケータリングの提案などイベント全体のディレクションを手掛けました。

実際の商品をディスプレイしたフォトスポットブース
<実際の商品をディスプレイしたフォトスポットブース>
「トレニージョカラー」をテーマにしたケータリング
<「トレニージョカラー」をテーマにしたケータリング>

ブランドの世界観を楽しみながら体験できるコンテンツ

サロンスタイリストによるヘアスタイリング実演
〈サロンスタイリストによるヘアスタイリング実演〉

イベントには、トレニージョの共同開発に携わったサロンスタイリストが登壇。ファッション×ヘアカラーをテーマにカラーリング・ヘアスタイリングの提案を行った「ファッションショー」、トレニージョ公式アンバサダーによる「LINE LIVE」配信を活用した「Q&Aコーナー」などを実施。

「トレニージョ」商品を楽しみながら学べる使い方の提案や、ユーザーの抱えている悩みをリアルタイムのコミュニケーションによりクリアにすることで、ブランドをより身近に感じていただくことができました。

開発現場とファンをつなぐイベント

「どんな人に商品を届けたいか?」をテーマに、商品開発におけるブレインストーミングをスタイリストと一緒に体験できる「ワークショップ」コーナーも実施。他にも、カラーエクステやアウトバス体験などを通して、様々な角度からトレニージョの世界観を体感してもらうことで、ブランドイメージの訴求に成功しています。

開発者とファンが共同して行った商品開発体験
〈開発者とファンが共同して行った商品開発体験〉

オンライン×オフラインによる新たなファンコミュニティ醸成

イベントハッシュタグ「#トレジョミーティング」の活用やLINE LIVEとの連携等、オンラインとオフラインのコミュニティをつなぐことで、開発者とユーザーによる双方向のコミュニケーションを実現した、今回の「Treneejo Fan Meeting」。

アンケートにおいても、「トレニージョの使い方や商品を作る過程をスタイリストに直接聞けて勉強になった」という声を多数頂くなど、ブランドとユーザーの距離が縮まることで、新しいカタチのファンコミュニティを拡大させるきっかけとなるイベントとなりました。

来場者によるInstagram投稿
〈来場者によるInstagram投稿〉

さとふる | ふるさと納税のWEBサイト戦略PR

さとふる詩

プロジェクトの概要を教えてください。

PACでは、2015年6月より、ふるさと納税のポータルサイト「さとふる」のPR活動を開始。認知度の拡大からWEBサイトの利用促進につなげるPR・プロモーション施策を実施してきました。

今回のプロジェクト「ふるさと納税コンシェルジュ」は、さとふるが地方創生の拠点として話題性のある商業施設「まるごとにっぽん」に、日本初の実店舗を出店し(コンテンツの作成)、これを戦略的にメディアプロモートすることで自社サービスの認知拡大と利用者のWEBサイト誘導することを目的とした施策です。

年末に需要が拡大する市場環境(シーズナリティ)に着目すると同時に、社会性や話題性(トレンド)を伴ったPR施策の必要性を踏まえた戦略が功を奏し、2015年12月24日時点でTV 11番組、新聞:全国5紙以上に露出を獲得しました。

さとふるテレビ露出、新聞掲載

プロジェクトのミッションを教えてください。

今回、プロジェクトの達成目標を“テレビの露出獲得”に定め、店舗のレイアウトからコンシェルジュの衣装選び、オープン前日の内見会へのプロモート活動まで、十分な準備期間を設けてチームで動くことによって、地域創生をコンセプトにした館への出店意義や相乗効果などのメッセージをターゲットメディアを通じて伝えることが出来ました。

コンテンツを作成してもストーリーが話題性や社会性のあるものとして伝わらなければ訴求になりません。また、関係各所との連携・協力体制の確立という点でもコミュニケーションが求められました。

今回メディアからの取材を多数獲得した理由として、商業施設自体の話題性と年末駆け込み需要が発生するふるさと納税の“市場ニーズ”が合致したこと、更にプロジェクトチームが連携してテレビ・新聞などの幅広いターゲットメディアにアプローチ出来たことが成功の要因です。

まるごとにっぽんリリース

プロジェクトから得たことを教えてください。

WEBサイトというオンライン上のサービスで、プロダクツではないものをどうやってPRしていくつかの成功事例になりました。

また、今回の施策のように企業価値やサービス、お客様への安心感につながるコンテンツを生み出し、社会的にも有意義なPR活動に携わることによって、PR会社における仕事への責任感や楽しさを見出すことが出来ると確信しています。

プロジェクトマネージャー 奥村知明

FOREVER21 | 名古屋でのファスト・ファッション戦争を制する仕掛け

雑誌GLITTERとの前夜祭、スギちゃん/MACOとの店内イベント、会長のTV取材
写真左より雑誌GLITTERとの前夜祭、スギちゃん/MACOとの店内イベント、会長のTV取材
  • 施策名 :名古屋ゼロゲート オープニング施策
  • 得意先 :FOREVER21
  • 実施時期:2014年10月9日、10日
  • 弊社担当:渡邉祐子(PRプロデュースグループ マネジャー)、上田那奈、齋山陽子(執行役員)
  • 担当領域:PR(TV PR、web PR)、PRイベント、キャスティング

 

5社競合コンペを勝ち抜き、本国との直契約へ。

FOREVER21と弊社との関わりについて教えてください。

FOREVER21とのビジネスがスタートしたのは2014年3月から。5社競合コンペを勝ち抜き受注した契約先は日本国内のジャパン社ではなくカリフォルニアの本社となりました。そのため、コンペのための企画書も英文、日々のメールや電話のやりとりも全て英語となり、高等なビジネス英語の能力が必要です。毎週、日本時間の水曜日の朝に本国のPRチームとのテレホン・コンファレンスが開催されます。

最初の仕事は「イオンモール和歌山店」のオープニング・レセプションでタレントのイマルさんをブッキングし、当日の同モールでの売上No.1を記録し本国からも高い評価を得ることになり、継続的な契約に結びつきました。

FOREVER 21 CEO チャン会長と。(左より;上田、渡邉、ひとりおいて、チャン会長、齋山)
FOREVER 21 CEO チャン会長と。(左より;上田、渡邉、ひとりおいて、チャン会長、齋山)

弊社でのFOREVER21の業務範囲とチームの役割に付いては?

弊社ではPR、リリース作成、リース等のリテーナー業務以外に広告タイアップ、店頭イベント等、PRの分野を広くカバーして活動しています。PRにおいてはファッション誌、WEB以外にTVの情報番組の取材を積極的に獲得しています。

新店舗オープニングの際には必ずPRイベントを実施するのが特長で、必ずその館での売上No.1を狙います。去年は和歌山に始まり、イオンモール名古屋茶屋、イオンモール各務原(岐阜)、名古屋ゼロゲートと4店の新開店に関わり、何れもイベント効果で館No.1を記録しました。

その他、「ファッション・ナイト・アウト」でのイベントや雑誌GLITTERとのコラボイベント、渋谷店でのイベントと多くのPRイベントを仕掛けました。
昨年4月には世界中のセレブが集まるアメリカ最大の野外フェスティバル「コーチェラフェス」へのメディアツアーを行い、本国のPR活動を日本で紹介する等、日米の活動の連動も行っています。ブロガーなどのインフルエンサー施策、異業種とのコラボレーションなど幅広い業務をチーム員3名で行っています。

チームはマネジャーの私が企画と予算管理を行い、バイリンガルのアシスタントが競合リサーチ、PR会社出身の上田がTVを中心にメディアリレーションを担当し、役員の齋山が大きなイベントでは企画管理に参画します。

TVでFOREVER21特集が組まれる等、大成功のPR戦略

テレビ愛知「Newsアンサー」FOREVER 21の特集画像
テレビ愛知「Newsアンサー」においてFOREVER 21の特集

名古屋ゼロゲートオープニングイベントの企画意図を教えてください。

FOREVER 21は2014年10月10日に名古屋栄地区の新商業施設、「名古屋ゼロゲート」に大型店舗をオープンすることになった。競合が集まる栄地区で開店する本国が最も大きな期待を寄せていた新店舗で、オープニングイベントに対するプレッシャーも相当なものでした。数か月前からプレゼンを始め、何度も何度も修正を重ねながら企画をブラッシュアップしていきました。コミュニケーションはメールと週1回のLA本社との電話会議のみで、担当者とは当日まで顔を合わせることができないまま、不安と緊張の中本番を迎えました。

名古屋ゼロゲートには、Stradivarius、American Eagle Outfitters、SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCHなどの人気ファストファッションブランドが入ることで開店前から地元の人々の間で期待が高まる中、FOREVER 21はテレビ、新聞を中心とした大型露出獲得による話題拡散に主眼をおきました。

このプロジェクトの弊社の仕事範囲は?

まず、オープン前日には地元の人気女子大の女子大生と地元ブロガーを100人集め、完全招待制のVIP Partyを開催。人気モデル出演のファッションショーを雑誌「GLITTER」と共同で実施したほか、SNS発の歌姫として話題のシンガーMACOさんのサプライズ出演、限定ノベルティの配布といったコンテンツでSNSでの話題拡散を仕掛けました。

オープン当日は館自体のテープカットと並行してFOREVER 21の店舗前でもテープカットを実施。テープカットには、パルコ社長、LA本社のディレクター、そして弊社が愛知県出身のお笑い芸人のスギちゃん、シンガーのMACOをキャスティングし、多くの報道陣による取材を獲得しました。

また、急遽FOREVER 21 CEOのチャン会長が来日し名古屋ゼロゲートについてカメラの前でコメント。滅多に露出することがないCEOに対してテレビ愛知、日本経済新聞、繊研新聞による独占取材を可能にしました。午後には、MACOによるスペシャルライブ、MACO&スギちゃんによるトークショーを開催し、多くのお客さんが店内を埋め尽くしました。

プロジェクトの成果は?

テレビ15番組以上、WEB30媒体以上、新聞15紙以上、雑誌5誌以上の掲載を獲得。テレビ愛知の「Newsアンサー」においては、数分間のFOREVER 21の特集が組まれた。オープン当日の金曜から週末にかけての3日間、予想を大幅に上回る売り上げと来場者数を記録し、名古屋でFOREVER 21旋風が巻き起こりました。来日した本国マーケティング担当者からもお褒めの言葉を数多くいただきました。

MACO、スギちゃんによるトークショーの様子
MACO&スギちゃんによるトークショーを開催
GLITTERとコラボしたファッションショーの様子
前日にはGLITTERとコラボしたファッションショーを開催
多くのテレビ等メディアの取材陣
多くのテレビ等メディアの取材を受けた

FOREVER 21の今後について

今年で日本上陸6年目を迎えるFOREVER 21。今や若い世代のみならず幅広い年代から人気を集めるファストファッションですが、今後は”FASHION FOR EVERYONE”を合言葉にさらに多くの人たちに最新のトレンドファッションを届けるべく、30代以上のターゲットも強化したブランディングをはかっていきます。また、今年は大阪のルクア1100、イオンモール沖縄ライカム、コクーン新都心などの新店舗のオープンや大型キャンペーンも決まっており、FOREVER 21は2015年もなにかと注目を集める一年になりそうです。

渡邉祐子

PRプロデュースグループ マネジャー。東京出身。上智大学比較文学部卒業。サイバーエージェント、VIA BUS STOPプレスアシスタントを経て2011年弊社に入社。入社後カシオ計算機の担当となり、アガタジャポン、アシックス、パトリシアペペの担当を歴任。現在はマネジャーとしてFOREVER21を中心にPR、イベント等のプランニングを手掛ける。

上田那奈

関西学院大学卒業。JAC、ベクトルを経て2014年入社。TVを中心としたメディアリレーション業務に従事。

会社よりのコメント

2014年度、新規獲得したFOREVER21は弊社ベスト3クライアントに一挙に成長。本企画はローカルにおいてPRイベントを実施し、TVでブランドの特集企画が放映される等、弊社の新しいメルクマールとなるプロジェクトとなりました。今年から実施の「Best Project賞」(下半期)の第2回グランプリを獲得しました。

アシックス | 『RUN you ready?』多彩なコミュニケーションで季節ごとのランニングの楽しみ方を提起

アシックス RUN you ready?

  • 施策名 :RUN you ready?
  • 得意先 :アシックス・ジャパン
  • 実施時期:2014年4月~6月
  • 弊社担当:田中康太(PRプロデュースグループ マネジャー)
  • 担当領域:PR、広告制作、タイアップ、web PR、PRイベント

PRの領域を超えて、WEB、店頭など幅広いコミュニケーションに関わる

アシックスと弊社との関わりについて教えてください。

田中康太

アシックスとのビジネスがスタートしたのは2011年8月からです。当初は「BC Walker」というウォーキングシューズのみの限定的な取り扱いで9月に小さな記者会見の仕事を受注しました。その後、「ASICS 33」というアシックスアメリカが企画した逆輸入シューズを翌年より発売することになり、そのデビュープロモーションの企画を競合で獲得し仕事の幅が広がり始めます。

2011年11月にはその「ASICS 33」のPR施策のためNYCマラソンへのメディアツアーを実施し、現地で日本のメディアをコーディネート。翌年2月には銀座のアシックスストアにてPRイベントを企画・実施し、TV等で大きく取り上げられました。このPRイベントの成功と担当したASICS 33の拡販でクライアントからの信頼も獲得し、PRだけでなくWEB、店頭ツール、イベント等、仕事の量も拡大して行きます。

自分にとってアシックスの仕事とは?

入社以来、最初にメインで担当したクライアントなので思い入れもあります。2012年には自分が中心となりロンドンオリンピックへのメディアツアーも行いました。その後は、担当する商品も女性用のウォーキングシューズやアウトドア製品まで広がり、トータルな関わりが出来ました。また、各プロダクトだけでなく、アシックスジャパンのFaceBookの運用などブランディングなどに関することも増えました。

この「RUN you ready?」の企画もクライアントと課題を共有する中で、PRだけでなくトータルなコミュニケーションを構築しなくては、本当の拡販への貢献にはならないと考えつき、提案したものです。
高橋尚子さんの言葉をヒントに企画が立ち上がる。
Number DO 高橋尚子さんを起用したタイアップページ

Number DOの高橋尚子さんを起用したタイアップページも弊社で制作。

RUN you ready?の企画意図を教えてください。

ASICSの課題として、ランニングシューズには世界的にも評価が高く、申し分の無い実績を上げていたのですが、アパレルに関してはそれに比べると評価が低い傾向がありました。メディアからもシューズの評価は絶大ながらアパレルに関しては外資系ブランドを選ぶ傾向がありました。

そこで、ランニングの楽しみ方がライフスタイルによって細分化されつつあるというポイントに焦点をあてて、シーン別の販促展開をPR~ビジュアル制作~店頭と連動した施策を考えました。「朝」「夜」「街」「夏」といった4シーンのランニングケースを見せることで、ユーザーが自分のランニングシーンを想像しランニングシューズとアパレルを合わせてトータルコーディネートを組むような流れをつくりました。

「朝」「夜」「街」「夏」4シーンのランニングシーンを展開した店頭ビジュアル

「朝」「夜」「街」「夏」といった4シーンのランニングシーンを展開した店頭ビジュアルも弊社の作品。

この企画が生まれたキッカケは?

ある撮影のときに、アシックスのアドバイザーを務める高橋尚子さんより「夏はランニングの需要が落ちるが、実は鍛えるチャンス!」という話がありました。その際、その場にいた私やアシックス担当者の中で「だったら季節ごとにランニングの特徴や楽しみ方があるのでは?」という話が浮かび、そこから今の形に発展しました。

ちなみに、私が発案した「RUN you ready?」というコピーは、クライアントとの食事の席で思いつき、ブレストを重ねて今の形となりました。(笑)

このプロジェクトの担当分野は?

平井理央さんや金メダリストが集結したPRイベントの様子

平井理央さんや金メダリストが集結したPRイベント。 多くのTV番組で露出獲得。

PRだけでなく、ビジュアル制作、PRイベントの実施、雑誌タイアップ、WEB制作といったPR会社として異例のトータルな幅となりました。

ビジュアル制作に関しては、ビジュアルの全体ディレクションも行い全体を監修。ファッション業界で活躍するスタッフを起用し、今迄無いビジュアルと評価されました。

PRイベントを2014年4月に実施し、その制作とメディア招聘を担当しました。高橋尚子さんなどメダリストとタレントの平井理央さんをキャスティングし、テレビ等でも露出されました。

このプロジェクトの成果は?

弊社で企画したコピー~ビジュアルが多くの店頭で使用されました。一般ユーザーだけでなく、メディアからも良い評価をいただきました。さらに、PRイベントもテレビ:7番組、新聞:41媒体、WEB:151媒体と大きな露出を獲得し、「シーン別のランニング」というコンセプトは拡散されました。

WEB PR展開例 ≫

PRイベント ≫

田中康太

PRプロデュースグループ マネジャー。京都出身。佛教大学社会学部卒業。自動車会社、デザイン事務所、大手イベント制作会社を経て2010年弊社に入社。入社後のカシオ計算機の担当となる。その後、アシックスの担当となり、現在はマネジャーとしてアシックスを中心にプランニング、イベント等のプロデュースを手掛ける。

会社よりのコメント

本企画は上半期の営業成績にも大きく寄与しました。また、弊社らしいPRからイベント、広告、店頭、ウエブと一貫したトータルにインテグレートされた企画となりました。今年から実施の「Best Project大賞」(上半期)を獲得しました。