毎年冬のクリスマス前に発売となるG-SHOCK&BABY-Gの限定ペアウオッチ「G PRESENTS LOVER’S COLLECTION」のプロモーションとして赤坂サカスにスペシャルツリーとオブジェを公開するにあたり、情報拡散を狙った点灯式とスペシャルイベントを開催しました。ゲストとして2017年に12年ぶりの復活をした人気ヒップホップグループ「KICK THE CAN CREW」をお呼びし、特設ステージでミニライブとトークショー、ツリーの前で点灯式とメディア取材を実施しました。イベントにはメディア(TV/WEB/雑誌)・インフルエンサー・一般招待客(限定100名)をご招待。本イベントに連動してインスタグラムキャンペーンも実施しました。
どのようにプロジェクトを進めていきましたか?
まずはコンテンツの企画です。テレビや新聞の露出を狙う芸能イベントの場合、ブランドの新情報はもちろんですが、「その場所で誰が何をするか」が非常に重要になってきます。今回は12年ぶりの復活を果たしたKICK THE CAN CREWさんをキャスティングし、クリスマスの定番曲であり彼らの代表曲のひとつである「クリスマス・イブRap」をクリスマスツリー点灯式で披露、という点で話題性を狙いました。コンテンツが決まった後は、イベント運営/出演者/メディア/ウェブなどそれぞれの担当にわかれ、制作物や物品手配・メディアへのご案内などを進めていきました。一方でイベントの後も数カ月に渡りツリーが一般公開されるので、現場の一般集客にも繋げるべく、事前応募制で一般の方もゲストとして招待しました。事前応募はインスタグラム上で受付をし、イベント事後にはハッシュタグキャンペーンを展開する事でSNS拡散にも繋がりました。キャンペーンの様子はインスタグラムで「#ラバコレ2017」と検索するとご覧いただけます。
2009年に(株)PA Communicationに入社し現在は執行役員。 ワールドに出向しaquagirl ON THE STREETの商品企画など単なるPRにとどまらない幅広いプロデュース業務を経験し、現在は飲食「カフェカンパニー」のコンサルティングも手掛ける。 現在では「ミルボン」の総合プロデュース以外にホテル、アパレル等、PR、VMD、商品企画等の幅広いコンサルティング業務を展開。LAとTokyoのデュアルライフによりグローバルなプロジェクトも多数。
名古屋ゼロゲートには、Stradivarius、American Eagle Outfitters、SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCHなどの人気ファストファッションブランドが入ることで開店前から地元の人々の間で期待が高まる中、FOREVER 21はテレビ、新聞を中心とした大型露出獲得による話題拡散に主眼をおきました。
今年で日本上陸6年目を迎えるFOREVER 21。今や若い世代のみならず幅広い年代から人気を集めるファストファッションですが、今後は”FASHION FOR EVERYONE”を合言葉にさらに多くの人たちに最新のトレンドファッションを届けるべく、30代以上のターゲットも強化したブランディングをはかっていきます。また、今年は大阪のルクア1100、イオンモール沖縄ライカム、コクーン新都心などの新店舗のオープンや大型キャンペーンも決まっており、FOREVER 21は2015年もなにかと注目を集める一年になりそうです。
渡邉祐子
PRプロデュースグループ マネジャー。東京出身。上智大学比較文学部卒業。サイバーエージェント、VIA BUS STOPプレスアシスタントを経て2011年弊社に入社。入社後カシオ計算機の担当となり、アガタジャポン、アシックス、パトリシアペペの担当を歴任。現在はマネジャーとしてFOREVER21を中心にPR、イベント等のプランニングを手掛ける。