ニューバランス | 直営店のPRイベントを4ヶ月連続実施

プロジェクトの概要について教えてください。

「ニューバランス(New Balance)」は2016年11月、日本初となるグローバルフラッグシップストアを原宿に出店しました。以来、直営店の新規開店やリニューアルを強化しており、弊社はそのサポートを行っています。2017年に入り 3月から6月までの短期間に 六本木、銀座に新規出店、大阪、青山をリニューアルし、弊社はPR、開店イベント、広告等を総合的に担当しました。地方を含む4店舗の開店イベントを4ヶ月連続で行うのは大変ハードで、メディアの招聘や人員配置等多くの苦労がありました。

イベントの企画意図と具体的に行ったプロジェクトの仕事を教えてください。

3月に大阪、4月に青山のリニューアル、5月に六本木、6月に銀座の新店舗開店と矢継ぎ早にPRイベントを実施してきました。 担当領域としては、PR、告知のための交通広告、イベントの運営、ゲストのブッキング、インフルエンサーの招聘、SNSの支援等と多岐に渡っています。

コンテンツとしては、店舗とサービスの紹介やそれと関連したゲストによるトークショー、ランニングイベントなど。 やはり、店舗の魅力やサービスを世の中に発信していくきっかけとして、メディア・インフルエンサー様や業界内外の関係者様向けのオープニングレセプションを開催することは重要な要素と考えるので、このような企画で進行いたしました。

このイベントでの成果、得たこと等はありますか?

まず、全ての店舗が多数のメディア様のご来場もあり、興味を持っていただき、情報の発信やご掲載に繋がったということ。 そして、ご紹介されたアイテムが実売にも繋がったということです。

特に大阪のリニューアルオープンでは、交通広告等の事前の告知活動を強化したこともあり、当日には行列ができていました。 PR的な成果としてはウエブを中心に多くの露出を獲得しましたが、即効性の期待できるTVにおいて3つの情報番組での露出を獲得できたことです。

今後、ニューバランスとどのように関わっていきたいですか?

既に知名度の高さでは充分なブランド様ですので、どれだけ店舗での事象や来店したくなるサービスと商品の魅力を他にはない“面白さ”として消費者の皆様に情報を伝えられるかが、キーだと思います。今後、ランニング分野も強化していく中で弊社の持つスポーツブランドでの多くの経験が生きるはずです。

ブランド様と消費者の間で面白いPRエッセンスを加えながら、最適に届けること。それが我々の使命と考えます。

高橋尚頌

2014年に(株)PA Communicationに入社し現在はシニアマネジャー。アシックスの担当を経験後、B&O PLAY、SOL REPUBLIC等の多くのヘッドホンブランドのPRやイベントを担当。2017年よりニューバランス担当。

会社よりコメント

国内外の有名スポーツブランドのPRを長年行ってきた弊社が新しいブランドとして2017年より手掛けるのがニューバランス。担当後、いきなりのプロジェクトが4ヶ月連続のPRイベントの実施でした。弊社の場合、一部だけ受注せずにトータルな展開が得意ですが、このプロジェクトもイベントの運営だけでなく、PRにおける露出獲得、インフルエンサーの招聘、交通広告等と多岐に渡り、それぞれの店舗に適当な専門分野を社員を配置し、トラブルもなく多くのメディア露出獲得と集客に寄与し、新規ながら信頼を獲得するなどの成果は素晴らしいものです。

milbon | ローンチPR施策

ミルボン商品イベント当日写真

  • 施策名 :ミルボン「milbon」 ローンチPR施策
  • 得意先 :株式会社ミルボン
  • 実施時期:2016年4月
  • 弊社担当:齋山陽子

担当領域:PR(web PR、雑誌)、PRイベント、キャスティング、空間プロデュース

BtoBからBtoBtoCへのブランディング戦略など

ミルボンと弊社との関りを教えてください。

とあるブランドのPRを担当していて、そこにお勤めされていた方の旦那さんがミルボンの方でした。その方から経営企画室の方を紹介いただいて、「将来1年半後ぐらいにこういう会社名のついたブランドを立ち上げたいのですが、どうですか?」というコンセプトの相談をされたのが最初です。

そこから何度も情報を重ねて、今までBtoBだったミルボンがBtoBtoCというカスタマーに向けたものへと変化する過程をブランディングするというのがお仕事でした。ミルボンは元々プロフェッショナルな商材で、美容室でしか置かれていないものもあって、今までの考え方はBtoB。それがBtoBtoCで、要はカスタマーの人まで考えて作っていくというのがお仕事となりました。

MILBON REPAIR展示

イベントの企画意図を教えてください。

ミルボンがミルボンという商品を発表するにあたって、一番大事にしていたことがアイデンティティでした。そのアイデンティティとは、日本出身のブランドであるということ、そして今後ミルボンはグローバルに成長していく確信があったということから、グローバルのインバウンドで需要が高いハイアットを選んだという経緯があります。

具体的に行ったプロジェクトでの仕事を教えてください。

グローバルミルボンと言われるミルボンの名前がついた商品の魅せ方、空間のプロデュース、プレスの誘致、全体的な演出を全て担いました。まず、今回のミルボンのパッケージがどんなライフスタイルシーンにも合うように作られていたため、ライフスタイル軸でのVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)の提案をしました。それは空間演出としてのステージングにあたって、どこに商品を置くか、ロゴをどこに置くか、照明をどう当てるかという空間的なプロデュースと、商品をみなさんに初めてお見せするので、それをどういう風に発表するかという部分まで考えました。

今回は、各ライフスタイルのテーマを決めて、それをInstagramなどで投稿すると考え、上から撮りやすいように、全てのテーブルで配置を変え、15パターンものVMDを作りました。プロップスタイリストの方や、演出家の方など1人ではなく様々な方が関わり、一緒に作り上げていきました。

また、私が空間を魅せるときに『息をしているもの』と『息をしていないもの』を一緒に置くように心がけています。ただ、商品を置けばいいということではなく、その商品を置いたことによって周りにどのような影響を与えるか、それを見た人がどう感じるかまで考えることが好きなので、今回はそういうことを中心に行いました。ポイントとしては、今回のプロジェクトはかなり新しい試みで、通常ビューティーがやる一部二部三部という構成ではなく、同じ空間に美容室のオーナーや美容師さんがいて、固い新聞系のメディアがいて、ファッション誌がいて、インフルエンサーがいるという4層もの人が一緒に混在するというイベントでした。それによってどんなライフスタイルでも想像できるような時間軸の構成の演出と魅せ方というのにフォーカスして考えたつもりです。

MILBON製品展示

このイベントでの成果、得たことはありますか?

このイベントが終わったあとにある大手美容室のオーナ様にお手紙を書いていただきました。そこには、『初めてBtoBtoCという形で、一般からメディアの方、そして美容師さんと向き合った本当に素晴らしいイベントでした。』とありました。そう言っていただけたことがすごく嬉しかったです。

また、今まで美容師さんというのは美容室で髪を切ったりしたときに、一緒にシャンプーなどをセット買いするというのが普通でしたが、今回は、イベント後に「この商品はありますか?」というお問い合わせが発生して、髪の毛を切っていなくても、シャンプーとリンスを買いに来たお客さんが多数生まれたというのを美容師さんから直接聞くことができたのは本当に嬉しかったです。

商品だけを買いに美容室に来ることが今後起こってくれば、髪の毛に合った商品を美容師さんが紹介するというカウンセリングが存在してくるようになり、そういったお客さんが増えてくれば良いなと思っています。そしてそれこそが本当にミルボンさんのやりたいことなので、ミルボンさんからそれですごく感謝されたことが本当に仕事としてやりがいがありました。

MILBON製品記念写真

ミルボンと今後どのように関わっていきたいですか

これからはより、美容師さんたちを大事にして、それをいかに継続していけるかというのが必要になっていると思います。特にミルボンは美容室での取扱いがNo.1になったので、業界最大手だからこその貢献を世間にしっかりと伝えていきたい。それは国内でもそうだし、国外でも同じように、例えば美容師さんたちが、“生涯美容師”という風に生涯ずっと美容師を続けられるような環境づくりをしたいというのをミルボンさんが発表していて…。私は本当にその通りだと思っていて、若いうちだからできる職業とかではなく、ライフスタイルを理解するコミュニティの場というのを啓蒙したいなと思っています。今後それができたら、すごく幸せ。

司会をする齋山陽子
企画者齋山自身が司会も行った。

齋山陽子

2009年に(株)PA Communicationに入社し現在は執行役員。 ワールドに出向しaquagirl ON THE STREETの商品企画など単なるPRにとどまらない幅広いプロデュース業務を経験し、現在は飲食「カフェカンパニー」のコンサルティングも手掛ける。 現在では「ミルボン」の総合プロデュース以外にホテル、アパレル等、PR、VMD、商品企画等の幅広いコンサルティング業務を展開。LAとTokyoのデュアルライフによりグローバルなプロジェクトも多数。

会社よりのコメント

ファッションを中心に行ってきた弊社が新しい分野として調整したビューティーの分野。その先駆けとして、美容業界のトップヘアケアブランド「ミルボン」の新商品発売という重要な施策にチャレンジ。日本発の同ブランドがグローバルに展開するということで海外のメディアも招いた発表会も実施するなど責任重大なプロジェクトを見事成功に導き、弊社のビューティー分野が確立するきっかけとなった。

Tom Tom | スポーツメディア5誌の編集長を『シドニーマラソン』 に招き露出獲得

TomTomシドニーマラソンメディアツアーイメージ

  • 施策名 : TomTom シドニーマラソンメディアツアー
  • 得意先 : TomTom
  • 実施時期: 2016年9月~10月
  • 弊社担当: 佐々木梨恵
  • 担当領域: メディアツアー、PR、タイアップ

競合プレゼンを勝ち抜き獲得し、本国と直接取り引きするクライアント。

TomTomと弊社との関わりを教えてください。

TomTom(トムトム)の日本展開は2016年6月からですが、弊社はその前年の2015年10月に競合プレゼンに参加しました。
アジアのヘッドであるオーストラリアのスタッフに対し英語でのSkypeプレゼンテーション・提案書のご提出を経て、弊社でPRやイベント、SNS周りすべてを担当させていただく事が決定しました。
初上陸ということでイレギュラーなことも多々発生しましたが、日本のご担当者様・オーストラリアのご担当者様と密にコミュニケーションを取り、無事日本でのローンチを迎えました。
その後も、PR企画・イベント企画・アスリートとの交流・今回ご紹介するメディアツアーなど、多角的にご提案/実施させて頂いています。

シドニーの街を案内するにあたり、ツアー行程をどう工夫しましたか?

アジアを統括するオーストラリア支社がシドニーで開催されるシドニーマラソンにTomTomとして協賛することを知り、シドニーマラソンをコンテンツに、メディアツアーを提案しました。
メディアツアーは広告色は薄めて効率的な予算でブランドのイメージを印象深く伝えることができます。
今回はスポーツ誌5誌(TARZAN、ランニングスタイル、走る人、onyourmark、Runners pulse)、しかもすべて編集長がお越しいただくという事で記事の内容や写真がかぶらないように意識しました。
具体的には、各メディアの特性を理解し、「エキスポ取材」「現地のランコミュニティ取材」「ビーガンレストランの取材」「人気のランニングスポットの取材」等々シドニーマラソン以外の取材コンテンツをそれぞれのメディアに提供しました。

「エキスポ取材」「現地のランコミュニティ取材」「ビーガンレストランの取材」「人気のランニングスポットの取材」画像

このプロジェクトで大変だったことはありますか?

今回はメディアの数が多かったので、現地での取材コンテンツのリサーチとそのスケジュール調整が大変でした。
出発前に現地のコーディネーターと密にやりとりをして、メディアにご満足いただけて、かつTomTomの魅力が伝わるような行程をつくるようにしました。

このプロジェクトでやりがいを感じた瞬間は?

一緒に海外へ渡航するという事で、移動中などメディアの方と普段のお付き合いではなかなかできない深いお話をすることができたのはとても貴重な機会でした。
また、私がコーディネートした取材コンテンツが実際に誌面になって人々の手に渡っている所を見たときにとてもやりがいを感じました。

TomTomの今後について

TomTomはその技術とデザイン性で世界的に認められているブランドです。
ただ日本ではまだ上陸したばかりで知名度が高くありません。
商品の良さをより深く伝え、ブランドのファンになってもらえるような施策を展開していきたいです。

TomTomウォッチ

佐々木梨恵

法政大学卒業。2014年新卒にて入社。現在Global PRマネジャー。入社後管理部門を経て営業部門に移動しForever21の担当となり、現在はTomTom、カシオ計算機等の担当。

会社よりのコメント

TomTomはオランダのGPS世界最大級のメーカーでBtoBの企業ですが今回BtoCに乗り出しランニングウオッチを日本でロンチするためにコンペを行い、2015年に2年目の佐々木が主導でプレゼンし獲得したクライアントです。今回のメディアツアーにより主要販売流通であるスポーツ量販や家電量販で大きく売上を伸ばしたということで、弊社が目指す売上に貢献するPRが実現できた素晴らしいプロジェクトとして「ベストプロジェクト賞」獲得となりました。

さとふる | ふるさと納税のWEBサイト戦略PR

さとふる詩

プロジェクトの概要を教えてください。

PACでは、2015年6月より、ふるさと納税のポータルサイト「さとふる」のPR活動を開始。認知度の拡大からWEBサイトの利用促進につなげるPR・プロモーション施策を実施してきました。

今回のプロジェクト「ふるさと納税コンシェルジュ」は、さとふるが地方創生の拠点として話題性のある商業施設「まるごとにっぽん」に、日本初の実店舗を出店し(コンテンツの作成)、これを戦略的にメディアプロモートすることで自社サービスの認知拡大と利用者のWEBサイト誘導することを目的とした施策です。

年末に需要が拡大する市場環境(シーズナリティ)に着目すると同時に、社会性や話題性(トレンド)を伴ったPR施策の必要性を踏まえた戦略が功を奏し、2015年12月24日時点でTV 11番組、新聞:全国5紙以上に露出を獲得しました。

さとふるテレビ露出、新聞掲載

プロジェクトのミッションを教えてください。

今回、プロジェクトの達成目標を“テレビの露出獲得”に定め、店舗のレイアウトからコンシェルジュの衣装選び、オープン前日の内見会へのプロモート活動まで、十分な準備期間を設けてチームで動くことによって、地域創生をコンセプトにした館への出店意義や相乗効果などのメッセージをターゲットメディアを通じて伝えることが出来ました。

コンテンツを作成してもストーリーが話題性や社会性のあるものとして伝わらなければ訴求になりません。また、関係各所との連携・協力体制の確立という点でもコミュニケーションが求められました。

今回メディアからの取材を多数獲得した理由として、商業施設自体の話題性と年末駆け込み需要が発生するふるさと納税の“市場ニーズ”が合致したこと、更にプロジェクトチームが連携してテレビ・新聞などの幅広いターゲットメディアにアプローチ出来たことが成功の要因です。

まるごとにっぽんリリース

プロジェクトから得たことを教えてください。

WEBサイトというオンライン上のサービスで、プロダクツではないものをどうやってPRしていくつかの成功事例になりました。

また、今回の施策のように企業価値やサービス、お客様への安心感につながるコンテンツを生み出し、社会的にも有意義なPR活動に携わることによって、PR会社における仕事への責任感や楽しさを見出すことが出来ると確信しています。

プロジェクトマネージャー 奥村知明

FOREVER21 | 名古屋でのファスト・ファッション戦争を制する仕掛け

雑誌GLITTERとの前夜祭、スギちゃん/MACOとの店内イベント、会長のTV取材
写真左より雑誌GLITTERとの前夜祭、スギちゃん/MACOとの店内イベント、会長のTV取材
  • 施策名 :名古屋ゼロゲート オープニング施策
  • 得意先 :FOREVER21
  • 実施時期:2014年10月9日、10日
  • 弊社担当:渡邉祐子(PRプロデュースグループ マネジャー)、上田那奈、齋山陽子(執行役員)
  • 担当領域:PR(TV PR、web PR)、PRイベント、キャスティング

 

5社競合コンペを勝ち抜き、本国との直契約へ。

FOREVER21と弊社との関わりについて教えてください。

FOREVER21とのビジネスがスタートしたのは2014年3月から。5社競合コンペを勝ち抜き受注した契約先は日本国内のジャパン社ではなくカリフォルニアの本社となりました。そのため、コンペのための企画書も英文、日々のメールや電話のやりとりも全て英語となり、高等なビジネス英語の能力が必要です。毎週、日本時間の水曜日の朝に本国のPRチームとのテレホン・コンファレンスが開催されます。

最初の仕事は「イオンモール和歌山店」のオープニング・レセプションでタレントのイマルさんをブッキングし、当日の同モールでの売上No.1を記録し本国からも高い評価を得ることになり、継続的な契約に結びつきました。

FOREVER 21 CEO チャン会長と。(左より;上田、渡邉、ひとりおいて、チャン会長、齋山)
FOREVER 21 CEO チャン会長と。(左より;上田、渡邉、ひとりおいて、チャン会長、齋山)

弊社でのFOREVER21の業務範囲とチームの役割に付いては?

弊社ではPR、リリース作成、リース等のリテーナー業務以外に広告タイアップ、店頭イベント等、PRの分野を広くカバーして活動しています。PRにおいてはファッション誌、WEB以外にTVの情報番組の取材を積極的に獲得しています。

新店舗オープニングの際には必ずPRイベントを実施するのが特長で、必ずその館での売上No.1を狙います。去年は和歌山に始まり、イオンモール名古屋茶屋、イオンモール各務原(岐阜)、名古屋ゼロゲートと4店の新開店に関わり、何れもイベント効果で館No.1を記録しました。

その他、「ファッション・ナイト・アウト」でのイベントや雑誌GLITTERとのコラボイベント、渋谷店でのイベントと多くのPRイベントを仕掛けました。
昨年4月には世界中のセレブが集まるアメリカ最大の野外フェスティバル「コーチェラフェス」へのメディアツアーを行い、本国のPR活動を日本で紹介する等、日米の活動の連動も行っています。ブロガーなどのインフルエンサー施策、異業種とのコラボレーションなど幅広い業務をチーム員3名で行っています。

チームはマネジャーの私が企画と予算管理を行い、バイリンガルのアシスタントが競合リサーチ、PR会社出身の上田がTVを中心にメディアリレーションを担当し、役員の齋山が大きなイベントでは企画管理に参画します。

TVでFOREVER21特集が組まれる等、大成功のPR戦略

テレビ愛知「Newsアンサー」FOREVER 21の特集画像
テレビ愛知「Newsアンサー」においてFOREVER 21の特集

名古屋ゼロゲートオープニングイベントの企画意図を教えてください。

FOREVER 21は2014年10月10日に名古屋栄地区の新商業施設、「名古屋ゼロゲート」に大型店舗をオープンすることになった。競合が集まる栄地区で開店する本国が最も大きな期待を寄せていた新店舗で、オープニングイベントに対するプレッシャーも相当なものでした。数か月前からプレゼンを始め、何度も何度も修正を重ねながら企画をブラッシュアップしていきました。コミュニケーションはメールと週1回のLA本社との電話会議のみで、担当者とは当日まで顔を合わせることができないまま、不安と緊張の中本番を迎えました。

名古屋ゼロゲートには、Stradivarius、American Eagle Outfitters、SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCHなどの人気ファストファッションブランドが入ることで開店前から地元の人々の間で期待が高まる中、FOREVER 21はテレビ、新聞を中心とした大型露出獲得による話題拡散に主眼をおきました。

このプロジェクトの弊社の仕事範囲は?

まず、オープン前日には地元の人気女子大の女子大生と地元ブロガーを100人集め、完全招待制のVIP Partyを開催。人気モデル出演のファッションショーを雑誌「GLITTER」と共同で実施したほか、SNS発の歌姫として話題のシンガーMACOさんのサプライズ出演、限定ノベルティの配布といったコンテンツでSNSでの話題拡散を仕掛けました。

オープン当日は館自体のテープカットと並行してFOREVER 21の店舗前でもテープカットを実施。テープカットには、パルコ社長、LA本社のディレクター、そして弊社が愛知県出身のお笑い芸人のスギちゃん、シンガーのMACOをキャスティングし、多くの報道陣による取材を獲得しました。

また、急遽FOREVER 21 CEOのチャン会長が来日し名古屋ゼロゲートについてカメラの前でコメント。滅多に露出することがないCEOに対してテレビ愛知、日本経済新聞、繊研新聞による独占取材を可能にしました。午後には、MACOによるスペシャルライブ、MACO&スギちゃんによるトークショーを開催し、多くのお客さんが店内を埋め尽くしました。

プロジェクトの成果は?

テレビ15番組以上、WEB30媒体以上、新聞15紙以上、雑誌5誌以上の掲載を獲得。テレビ愛知の「Newsアンサー」においては、数分間のFOREVER 21の特集が組まれた。オープン当日の金曜から週末にかけての3日間、予想を大幅に上回る売り上げと来場者数を記録し、名古屋でFOREVER 21旋風が巻き起こりました。来日した本国マーケティング担当者からもお褒めの言葉を数多くいただきました。

MACO、スギちゃんによるトークショーの様子
MACO&スギちゃんによるトークショーを開催
GLITTERとコラボしたファッションショーの様子
前日にはGLITTERとコラボしたファッションショーを開催
多くのテレビ等メディアの取材陣
多くのテレビ等メディアの取材を受けた

FOREVER 21の今後について

今年で日本上陸6年目を迎えるFOREVER 21。今や若い世代のみならず幅広い年代から人気を集めるファストファッションですが、今後は”FASHION FOR EVERYONE”を合言葉にさらに多くの人たちに最新のトレンドファッションを届けるべく、30代以上のターゲットも強化したブランディングをはかっていきます。また、今年は大阪のルクア1100、イオンモール沖縄ライカム、コクーン新都心などの新店舗のオープンや大型キャンペーンも決まっており、FOREVER 21は2015年もなにかと注目を集める一年になりそうです。

渡邉祐子

PRプロデュースグループ マネジャー。東京出身。上智大学比較文学部卒業。サイバーエージェント、VIA BUS STOPプレスアシスタントを経て2011年弊社に入社。入社後カシオ計算機の担当となり、アガタジャポン、アシックス、パトリシアペペの担当を歴任。現在はマネジャーとしてFOREVER21を中心にPR、イベント等のプランニングを手掛ける。

上田那奈

関西学院大学卒業。JAC、ベクトルを経て2014年入社。TVを中心としたメディアリレーション業務に従事。

会社よりのコメント

2014年度、新規獲得したFOREVER21は弊社ベスト3クライアントに一挙に成長。本企画はローカルにおいてPRイベントを実施し、TVでブランドの特集企画が放映される等、弊社の新しいメルクマールとなるプロジェクトとなりました。今年から実施の「Best Project賞」(下半期)の第2回グランプリを獲得しました。

アシックス | 『RUN you ready?』多彩なコミュニケーションで季節ごとのランニングの楽しみ方を提起

アシックス RUN you ready?

  • 施策名 :RUN you ready?
  • 得意先 :アシックス・ジャパン
  • 実施時期:2014年4月~6月
  • 弊社担当:田中康太(PRプロデュースグループ マネジャー)
  • 担当領域:PR、広告制作、タイアップ、web PR、PRイベント

PRの領域を超えて、WEB、店頭など幅広いコミュニケーションに関わる

アシックスと弊社との関わりについて教えてください。

田中康太

アシックスとのビジネスがスタートしたのは2011年8月からです。当初は「BC Walker」というウォーキングシューズのみの限定的な取り扱いで9月に小さな記者会見の仕事を受注しました。その後、「ASICS 33」というアシックスアメリカが企画した逆輸入シューズを翌年より発売することになり、そのデビュープロモーションの企画を競合で獲得し仕事の幅が広がり始めます。

2011年11月にはその「ASICS 33」のPR施策のためNYCマラソンへのメディアツアーを実施し、現地で日本のメディアをコーディネート。翌年2月には銀座のアシックスストアにてPRイベントを企画・実施し、TV等で大きく取り上げられました。このPRイベントの成功と担当したASICS 33の拡販でクライアントからの信頼も獲得し、PRだけでなくWEB、店頭ツール、イベント等、仕事の量も拡大して行きます。

自分にとってアシックスの仕事とは?

入社以来、最初にメインで担当したクライアントなので思い入れもあります。2012年には自分が中心となりロンドンオリンピックへのメディアツアーも行いました。その後は、担当する商品も女性用のウォーキングシューズやアウトドア製品まで広がり、トータルな関わりが出来ました。また、各プロダクトだけでなく、アシックスジャパンのFaceBookの運用などブランディングなどに関することも増えました。

この「RUN you ready?」の企画もクライアントと課題を共有する中で、PRだけでなくトータルなコミュニケーションを構築しなくては、本当の拡販への貢献にはならないと考えつき、提案したものです。
高橋尚子さんの言葉をヒントに企画が立ち上がる。
Number DO 高橋尚子さんを起用したタイアップページ

Number DOの高橋尚子さんを起用したタイアップページも弊社で制作。

RUN you ready?の企画意図を教えてください。

ASICSの課題として、ランニングシューズには世界的にも評価が高く、申し分の無い実績を上げていたのですが、アパレルに関してはそれに比べると評価が低い傾向がありました。メディアからもシューズの評価は絶大ながらアパレルに関しては外資系ブランドを選ぶ傾向がありました。

そこで、ランニングの楽しみ方がライフスタイルによって細分化されつつあるというポイントに焦点をあてて、シーン別の販促展開をPR~ビジュアル制作~店頭と連動した施策を考えました。「朝」「夜」「街」「夏」といった4シーンのランニングケースを見せることで、ユーザーが自分のランニングシーンを想像しランニングシューズとアパレルを合わせてトータルコーディネートを組むような流れをつくりました。

「朝」「夜」「街」「夏」4シーンのランニングシーンを展開した店頭ビジュアル

「朝」「夜」「街」「夏」といった4シーンのランニングシーンを展開した店頭ビジュアルも弊社の作品。

この企画が生まれたキッカケは?

ある撮影のときに、アシックスのアドバイザーを務める高橋尚子さんより「夏はランニングの需要が落ちるが、実は鍛えるチャンス!」という話がありました。その際、その場にいた私やアシックス担当者の中で「だったら季節ごとにランニングの特徴や楽しみ方があるのでは?」という話が浮かび、そこから今の形に発展しました。

ちなみに、私が発案した「RUN you ready?」というコピーは、クライアントとの食事の席で思いつき、ブレストを重ねて今の形となりました。(笑)

このプロジェクトの担当分野は?

平井理央さんや金メダリストが集結したPRイベントの様子

平井理央さんや金メダリストが集結したPRイベント。 多くのTV番組で露出獲得。

PRだけでなく、ビジュアル制作、PRイベントの実施、雑誌タイアップ、WEB制作といったPR会社として異例のトータルな幅となりました。

ビジュアル制作に関しては、ビジュアルの全体ディレクションも行い全体を監修。ファッション業界で活躍するスタッフを起用し、今迄無いビジュアルと評価されました。

PRイベントを2014年4月に実施し、その制作とメディア招聘を担当しました。高橋尚子さんなどメダリストとタレントの平井理央さんをキャスティングし、テレビ等でも露出されました。

このプロジェクトの成果は?

弊社で企画したコピー~ビジュアルが多くの店頭で使用されました。一般ユーザーだけでなく、メディアからも良い評価をいただきました。さらに、PRイベントもテレビ:7番組、新聞:41媒体、WEB:151媒体と大きな露出を獲得し、「シーン別のランニング」というコンセプトは拡散されました。

WEB PR展開例 ≫

PRイベント ≫

田中康太

PRプロデュースグループ マネジャー。京都出身。佛教大学社会学部卒業。自動車会社、デザイン事務所、大手イベント制作会社を経て2010年弊社に入社。入社後のカシオ計算機の担当となる。その後、アシックスの担当となり、現在はマネジャーとしてアシックスを中心にプランニング、イベント等のプロデュースを手掛ける。

会社よりのコメント

本企画は上半期の営業成績にも大きく寄与しました。また、弊社らしいPRからイベント、広告、店頭、ウエブと一貫したトータルにインテグレートされた企画となりました。今年から実施の「Best Project大賞」(上半期)を獲得しました。