PAC COLUMNPAC コラム

2025.06.30

イベント会社の選び方とおすすめ企業一覧【2025年最新版】

イベントの成功は、信頼できるイベント会社選びから始まります。企業のプロモーションイベントから社員総会、地域のフェスや展示会、さらにはオンラインイベントまで、ニーズに応じてサポートしてくれる専門会社の存在は欠かせません。しかし、イベント会社は数多く存在し、それぞれ得意とする分野やサービス内容、料金体系も異なります。本記事では、イベント会社の基本的な業務内容やメリットを解説した上で、目的別におすすめの企業を紹介し、失敗しない選び方をガイドします。自社の目的に合ったパートナーを見つけ、理想のイベントを実現するための第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。

イベント会社とは?依頼できる業務内容とメリット

イベント会社とは、企画立案から当日の運営、後日のレポート作成まで、イベントに関わる一連の業務をサポートする専門企業です。イベントの種類は、企業の製品発表会や販促イベント、周年行事、地域の祭り、セミナー、さらにはオンラインイベントまで多岐にわたります。イベントの成功は、参加者の体験や企業のブランド価値に直結するため、専門知識や経験をもったプロフェッショナルの支援が欠かせません。この章では、イベント会社が提供するサービスの具体例と、それを依頼することによるメリットについて詳しく解説します。

イベント会社が提供する主なサービス

イベント会社が担う業務は非常に幅広く、主に以下のようなサービスがあります。

サービス内容 詳細説明
企画・コンセプト設計 目的やターゲットに合わせたイベントの設計とテーマの立案
会場手配・ステージ設計 最適な会場の選定からレイアウト、動線、装飾デザインのプランニング
集客・PR支援 Web広告、SNS運用、メディアリリースなどの集客施策
制作・演出 映像・音響・照明などの技術演出、印刷物やノベルティ制作
運営スタッフの手配 MC、受付、警備、誘導などイベント当日の人材手配
事後フォロー アンケート集計、報告書作成、次回への改善提案

イベントのタイプや目的によって必要なサービスは異なりますが、上記のような一連の支援を一括で依頼できることが、イベント会社を利用する大きな利点です。

イベント会社に依頼するメリットとは?

イベント会社に業務を外注する最大のメリットは、プロのノウハウとネットワークを活用できる点です。初めてイベントを開催する企業でも、成功事例をベースにした戦略的な提案を受けられるため、手戻りや失敗のリスクを最小限に抑えることができます。

また、社内だけでは確保が難しい人的リソース(スタッフ・MC・演出家など)や機材(音響・照明・ステージ)をワンストップで用意できるため、準備期間の短縮と品質向上が同時に実現します。

さらに、集客・告知支援やオンライン配信など、時代のニーズに応じた新しい手法にも対応できるため、ROI(費用対効果)の高いイベント運営が可能になります。これらの理由から、プロのサポートを得ることは、イベントを単なる行事で終わらせず、「成果」につなげるための重要な一手だといえるでしょう。

イベント会社の選び方ガイド|目的別のポイント解説

イベント会社を選ぶ際には、「どのような目的でイベントを開催するのか」を明確にした上で、それに特化した会社を選ぶことが成功のカギとなります。企業PR、社員のエンゲージメント向上、参加者との体験共有など、目的によって必要とされるノウハウや演出力が異なります。ここでは、目的別にどのような会社が適しているのかを4つのパターンで解説します。最適なパートナー選びの参考にしてください。

PR・集客向けイベントに強い会社の特徴

プロモーションや集客を目的とするイベントでは、「話題性」と「来場者の動機形成」が重要です。このタイプのイベントに強い会社は、広告代理店機能を併せ持っていたり、SNSやインフルエンサーを活用した集客戦略に長けている傾向があります。

また、メディア取材を意識した演出や、SNS映えするフォトスポットの設計、体験型コンテンツの企画など、“拡散される設計”がなされているかが選定のポイントです。集客目標に対するKPI設計や来場者データの分析まで支援できるかも確認しておきましょう。

社内イベント・社員総会に適した会社の特徴

社員総会やキックオフミーティング、表彰式といった**社内イベントの要点は「メッセージの一体感」と「参加者満足度の向上」**です。この領域に特化した会社は、社内の空気感を大切にしつつ、飽きさせない演出構成や、双方向コミュニケーションを取り入れたプログラム設計を得意としています。

特に、オープニングムービーや表彰用スライド、サプライズ企画など、一体感とエンタメ性を両立できるかが選定のポイント。会場手配から運営マニュアルの作成、当日の進行まで一貫して任せられる体制が整っているかも確認しましょう。

体験型・参加型イベントに特化した会社の特徴

体験型イベントは、「見る」「聞く」だけでなく、実際に「体験する」ことで参加者に深い印象を残すことを目的とします。このタイプに強い会社は、参加者導線の設計、安全面の配慮、コンテンツ開発力が高く、特にファミリー層や若年層向けイベントに実績があることが多いです。

ワークショップやアトラクション、シミュレーションコンテンツなど、参加者との接点をどうデザインするかが成功のカギ。現場オペレーションの質がイベント全体の満足度に直結するため、運営力の高さも見逃せない要素です。

オンライン・ハイブリッドイベント対応会社の特徴

コロナ禍以降、急増したのがオンライン・ハイブリッド形式のイベントです。遠隔地の参加者ともリアルタイムでつながることが可能となり、企業にとっては新たな情報発信手段として定着しつつあります。

この分野に対応する会社は、配信技術・映像制作・プラットフォーム構築の三拍子が揃っていることが重要です。特に、ZoomやTeamsだけでなく、独自配信プラットフォームや3DCG空間を提供できる会社は、より高度な演出が可能になります。

また、リアルとオンライン双方の動線設計や体験のバランスを考慮できる「UX設計のノウハウ」があるかも確認すべきポイントです。

イベント会社の比較ポイントとチェックリスト

イベント会社を選ぶ際は、単に「実績がある」「有名」だけで判断するのではなく、自社の目的や条件に合ったパートナーであるかどうかを具体的な基準で比較・検討することが重要です。目的に対する実績の有無、対応エリア、料金体系、サポート体制など、複数の観点で評価することで、イベントの成功率は大きく向上します。本章では、イベント会社選定時に確認すべき4つの比較ポイントと、チェックリストとして活用できる観点を解説します。

対応可能なイベントの種類と実績

まず注目すべきは、その会社がどのタイプのイベントを得意としているかです。企業イベント、販促イベント、体験型イベント、オンライン配信型など、得意分野は会社によって異なります。

実績紹介のページでは、過去に手掛けたイベントの事例数やジャンルの幅、クライアントの業種などをチェックしましょう。可能であれば、目的や規模が自社の案件に近い実績があるかを確認すると、安心感につながります。また、リピート率や顧客の声が紹介されている場合は、サービス品質を見極める材料になります。

サービスの提供範囲と対応エリア

イベント会社によっては、全国対応か、特定の地域に特化しているかでサポート範囲が異なります。例えば地方開催を検討している場合、地元企業とのネットワークを持つ会社の方が、スムーズな手配やコスト削減につながることもあります。

また、会場手配・機材手配・演出・スタッフ手配など、どこまでをワンストップで対応してくれるかも重要な比較ポイントです。対応範囲が狭いと、自社で補完しなければならない工程が発生する可能性もあるため、依頼できる業務の明確化は欠かせません。

料金体系と予算感

イベントの規模や内容によって料金は大きく変動しますが、比較検討時には「費用の透明性」と「見積もりの内訳」が明確かどうかを確認することが重要です。

信頼できる会社は、詳細なヒアリングに基づいてオーダーメイドで見積もりを提示してくれる傾向があります。また、「予算に応じた提案力」があるかどうかも選定のポイントです。安さだけを売りにしている会社ではなく、コストに見合ったクオリティを提供してくれるかどうかを重視しましょう。

納期対応力とサポート体制

急な案件や短納期での開催に対応できる体制があるかどうかも、イベント会社を選ぶうえでの重要な指標です。特にプロモーションイベントなどはタイミングが命となるため、スピード感と柔軟な対応力が求められます。

また、イベント当日のトラブル対応や、事前の調整事項への反応速度、担当者の提案力やコミュニケーションスキルなども含めた、「人」ベースでのサポート体制の質も比較ポイントのひとつです。初回相談時や見積もり段階で、どれだけ丁寧に対応してくれるかを確認するとよいでしょう。

おすすめのイベント会社10選【目的別に厳選】

イベントの成功には、目的に合った専門性を持つイベント会社の選定が不可欠です。ここでは、総合企画型から社内イベント支援型まで、目的別におすすめのイベント会社を厳選してご紹介します。各社の特徴を理解し、自社のニーズに最適なパートナーを見つける参考にしてください。

総合企画型イベント会社のおすすめ

株式会社ディーフレックス

国内外での豊富なイベント実績を持ち、企画から制作・運営まで一貫して対応可能な総合イベント会社です。最新技術を活用したオリジナル企画や、3Dシミュレーションによる事前確認など、クオリティの高いサービスを提供しています。

株式会社フロンティアインターナショナル

リアルとデジタルを融合させたハイブリッドイベントに強みを持ち、ポップアップストアやスポーツイベントなど多様なイベントに対応。オンライン展示会では、訪問者分析を行い、効果的なリード獲得を支援します。

プロモーション支援型イベント会社のおすすめ

株式会社トータルブレーン

プロモーション領域に特化し、企画制作から運営、キャスティングまでをワンストップで提供。展示会や大型イベント、街頭サンプリングなど、多岐にわたるプロモーションイベントに対応しています。

株式会社ドリームホールディングス

新商品のローンチキャンペーンやオンラインイベントの総合制作を手掛けるエキスパート。撮影機材やスタジオの提供、専門スタッフの派遣など、幅広いサポートを提供しています。

BtoBイベント支援型イベント会社のおすすめ

株式会社ブイキューブ

年間約3,000件のイベント実績を持ち、セミナーやカンファレンスなどのBtoBイベントに強みを持つ会社です。独自開発のシステムにより、参加者のエンゲージメントを可視化し、次回のイベント改善に役立てられます。

株式会社グローバルプロデュース

リアル・オンライン・ハイブリッドなど、様々な形式の企業イベントをプロデュース。メタバースイベントに特化したグループ会社も展開しており、最新の技術を活用したイベントの実現が可能です。

体験イベント支援型イベント会社のおすすめ

株式会社タカラッシュ

リアル宝探しイベントに特化し、約7,800件の実績を持つ会社です。参加者の心をつかむ本格的な造作物で、満足度94%を実現しています。

株式会社リースビズ

展示会やイベントの企画・制作・運営を一貫して支援し、最小限のコストで効果的なイベントの実施を目指します。図面や資料、当日のタイムスケジュールの作成など、細部にわたるサポートが特徴です。

社内イベント支援型イベント会社のおすすめ

株式会社マックスプロデュース

社内イベントの企画・運営に特化し、年間200件以上の実績を持つ会社です。デザイン力とプロジェクト推進力を強みとし、社員総会や表彰式など、従業員のモチベーション向上につながるイベントを提供します。

glassyイベントワークス株式会社

従業員のエンゲージメントを育てるリアルイベントのプロデュースを手掛け、年間100件を超える社内イベントを企画・運営。全社総会や懇親会、表彰式などを通じて、コミュニケーションの強化とカルチャーの浸透を図ります。

イベント会社に依頼する際の注意点と成功のコツ

イベント会社に依頼する際には、「どこまで任せられるか」「想定外のトラブルに対応できるか」など、事前に確認すべきポイントがいくつかあります。また、発注側としても準備不足のまま依頼を進めてしまうと、後々のミスやコストの増加につながる可能性があります。ここでは、トラブルを避け、期待以上のイベントを実現するための注意点と、成功につながる実践的なコツを解説します。

依頼前に明確にすべき要件と目的

イベントを成功させるためには、依頼前の準備が最も重要です。漠然とした「何かイベントをやりたい」という段階で依頼してしまうと、企画がぶれやすく、見積もりやスケジュールも曖昧になります。

まずは以下のような要件を明確にしましょう:

  • イベントの目的(集客・社内活性・販促など)
  • 想定参加者とその人数
  • 開催時期と所要時間
  • 会場の有無(オンライン含む)
  • 予算の上限
  • 成功とみなすための指標(KPI)

これらの情報を明示することで、イベント会社は的確な提案ができ、後々の修正回数も減ります。曖昧なまま依頼すると、結果として費用も労力もかさむことを覚えておきましょう。

見積もり比較と契約時のポイント

複数社から提案を受ける際は、単純に金額だけで比較するのではなく、**「見積もりの内訳と柔軟性」**を確認しましょう。たとえば、演出費・人件費・備品費・交通費などが明記されているかどうかで、信頼性や対応力が見えてきます。

以下のチェックポイントが重要です:

  • 各項目の費用明細が明記されているか
  • 変更・キャンセル時の対応ルール
  • 短納期対応の可否
  • 担当者のレスポンススピード
  • 保険対応(万が一の事故時の補償範囲)

また、契約書に記載されていない業務は原則として対応外となるため、契約時には「どこまでが依頼範囲か」を明確に文書化することが重要です。

イベント成功のためのコミュニケーション術

イベント会社との良好な関係性は、イベント成功に直結します。単に「丸投げ」するのではなく、目的の共有と定期的な確認・フィードバックの場を設けることが重要です。

おすすめの進め方は以下のとおり:

  1. 週1回など定期ミーティングを設ける
  2. 企画・演出の意図やターゲット像を常に共有する
  3. 社内の状況や変更点は早めに伝える
  4. 担当者間で信頼関係を築く(レスポンスの早さも大事)

また、「良いところは褒める」「不明点は率直に伝える」といったコミュニケーションの基本を押さえることで、双方にとってより建設的な関係が築け、よりクオリティの高いイベントが実現可能になります。

まとめ|イベント会社選びで成功するために

イベントの成功は、企画そのものだけでなく、それを実現できるパートナーの選定にかかっています。目的を明確にし、それに適したイベント会社を選ぶことで、参加者にとって価値のある体験を創出し、企業や個人にとっても成果につながるイベントを実現できます。

本記事では、イベント会社の基本知識から、目的別の選び方、比較ポイント、そしておすすめ企業までを包括的に解説してきました。イベントは一度きりのチャンスであり、準備と実行にかける時間・費用の投資が大きいため、信頼できる会社と連携することが非常に重要です。

これからイベントを企画・実施しようと考えている方は、ぜひこの記事を参考に、パートナー選定にお役立てください。そして、初めてのイベントでも安心して任せられる企業と出会い、最高の成果を手に入れてください。

株式会社PA Communicationのご紹介

イベントの成功を左右するのは「誰と組むか」です。株式会社PA Communicationは、企業・団体向けのイベント企画・運営をはじめ、広報戦略やブランディングの設計までトータルで支援する実績豊富なイベントパートナーです。

【主な特長】

  • 企画力と実行力の両立:単なる運営ではなく、課題解決に向けた企画提案を得意としています。
  • 多業種対応:IT・製造・教育・自治体など多様な分野でのイベント実績あり。
  • オンライン・ハイブリッド対応:最新の配信技術を活用したイベントにも柔軟に対応。
  • 一貫対応の安心感:企画から演出・運営・報告まで全てワンストップで対応。

例えば、「周年イベントを成功させたい」「BtoB展示会でリードを獲得したい」「社内総会でモチベーションを高めたい」など、さまざまなニーズに対して最適解を提案できる力があります。

イベントを通じてブランド価値を高めたい企業様は、ぜひ一度PA Communicationにご相談ください。

【PAC事例はこちら】

SEE/SAW:リブランディング発表会を開催
Vibram:初となるメディア向け体験会をサポート
CHARLES & KEITH:インフルエンサーを起用したホテル宿泊ステイケーション施策をサポート

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