

2025.04.17
2022.05.16
PRと連動したSNSマーケティングの成功事例をご紹介!
弊社では、ブランドに合ったPR戦略でメディアの露出をはかるとのと同時に、SNSマーケティングも実行することでより認知拡大を狙う施策も多数行なっています。今回は、PRと連携したSNSマーケティングに成功した事例として、カナダのブランド「BLEU LAVANDE」の施策について、本プロジェクト担当のRINAさんにお話を伺いました。
−「BLEU LAVANDE」のSNSマーケティングをサポートし始めた経緯について教えてください。
RINA:「BLEU LAVANDE」は、2020年に日本に上陸したブランドなのですが、Instagramに関しては投稿がない期間も長く、クリエイティブのトーンも投稿ごとにまちまちでブランドのイメージと乖離があった点が課題でした。
最初のご依頼は、PRだけだったのですが、SNSと連動することで販促につながり、相乗効果でより認知拡大できる点を弊社から提案し、SNSマーケティングのサポートも実施する流れとなりました。
―PRと連動したSNSマーケティングを展開されたということですね。どのようなチーム体制だったのでしょうか。
RINA:チームは4人体制でPR担当が2名とSNSマーケティング担当2名の構成で、私がアカウントの運用とUGCプロモーションを担当し、もう一人のスタッフが広告配信を担当していました。
PRと連携して、メディアに掲載された内容を随時Instagram のストーリーで流して、ユーザーにブランドの話題性をより広く拡散し、さらに、ブランドがその月に推していきたい商品に関しても、ニュースレターの配信と同時にInstagramの投稿、広告配信でも拡散することで、より認知拡大につなげていました。
―なるほど、その月のタイムリーなブランドの情報をPRとInstagramで同時に拡散していったのですね。
RINA:そうですね。季節ごとにおすすめの商品も変わっていくので、ECサイトとメディア掲載、フィードの内容が合うように、チームで連携しながら、最適なタイミングで拡散することが効果的なSNSマーケティングにとって重要ですし、ブランドがメディアで話題になっていることをSNSのユーザーに拡散することは、ブランド価値を高めることにもつながります。こうした相乗効果をうまく発揮することで、おすすめ商品への購入の流れを構築できるのではないかと思います。
―PRチームとの連携もうまくとりながら、ブランドの価値を高めていかれたとのことですが、SNSマーケティングのチームでは、どのような施策をされたのでしょうか?
SNSマーケティングの目的は、Instagramのフォロワーを獲得することだったのですが、フィード投稿で反応の良かったクリエイティブを広告配信の方で使用して広告の効果をより高めていきました。さらに、広告配信の方で実際の反応をみてチームで分析し、フィード投稿の方にも反映させるなど、結果ベースでより効果的なクリエイティブを見つけることができましたね。
また、タグ付が多い方がアカウントの信頼度が上がることから、UGCプロモーションにも力を入れていたのですが、UGCのクリエイティブを2次使用できるように許可をもらい、広告配信のクリエイティブにも使えるように動いていました。結果的に、フォローバック率(プロフィールにユーザーが遷移した際にフォローする割合)が市場平均の倍近く上がりました。
―それは、すごいですね!アカウント運用、UGCプロモーション、広告配信のそれぞれの施策がうまく作用して結果が出たのですね。
RINA:そうですね。チームワークのおかげもあり、結果につながっていったのだと思います。アカウントのフィード投稿を整え、UGCプロモーションを走らせてブランドの信頼感を構築した状態で広告配信をするといった一連の流れをチームで連携しながら構築していくことが大切だと感じました。
―ECサイトの流入や売上についても貢献されたと伺っていますが、成功した施策について教えてください。
RINA:フィード投稿内の商品のタグ付けやテキスト内のタグ付け、ストーリーでリンクをはるのはもちろん、プロフィールにはっているサイトのリンクについても、送料無料のキャンペーンなどを随時更新して、ユーザーがプロフィールを見た時に、サイトに遷移したくなるように見せ方にもこだわりました。
もともとUGCプロモーションに力を入れていたというのもあり、インフルエンサーのタグ付けからのサイト遷移も大きいと思いますね。
―なるほど。サイトへのあらゆる導線を設計し、UGCプロモーションの方も、効果的に展開されていたのですね。一般的に、ECサイトの流入をねらったSNSマーケティングの成功のポイントについてどのように考えておられますか?
RINA:リアルタイムの発信をすることでユーザーの興味や関心の惹きつけ具合が違ってくるので、より新鮮でシーズンにあったコンテンツを最適なタイミングで拡散することが、ECサイトの流入が増えるポイントのひとつだと思います。
例えば、新商品や季節にちなんだフェアなどをECサイトで展開されている場合に、そういった情報をインスタグラムでも拡散すると、やはりユーザーの購入意欲も高まると思います。こうした情報はPRチームとの連携で共有していくものでもあるので、やはりPRとの連携をうまくとっていくことも重要になってくると思います。
―やはりPRと連携していくことは大切だということですね。クライアントからは、このようなPRと連携したSNSマーケティングについて、どのようなフィードバックをいただいたのでしょうか。
RINA:PRとSNSマーケティングを連動し、Instagramでもおすすめの売れ筋商品を拡散していくことで、結果的に拡散した商品の認知拡大を実現し、そこから購入に繋がっていったので、クライアントからは、前向きな言葉をいただきました。
本国の方からも、「日本のInstagramのクリエイティブや内容がとても良いですね!」といった言葉をいただき、投稿の内容やクオリティについて信頼をいただいていました。フォロワー数の推移についても広告配信とうまく連携したこともあって順調に進み、KPIも毎月達成していたので、結果を出していたことからも、信頼を得ていたと感じています。
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