PAC COLUMNPAC コラム

2022.04.28

Instagram広告の効果的な活用法と最新トレンド【2025年版】

Instagram広告は、ビジネスや個人のブランド認知を広げ、商品やサービスの購入促進を効果的にサポートするツールとして注目を集めています。2025年現在、Instagramは月間アクティブユーザー数が約30億人に達し、特に若年層から30代を中心とした幅広い層に利用されています。こうしたユーザー層の中で、視覚的に魅力的なコンテンツを届けるInstagram広告は、ターゲット層にリーチする強力な方法です。

この記事では、Instagram広告の基本的な仕組みや種類、さらに効果的な活用法と最新トレンドについて詳しく解説します。初めて広告を利用する方はもちろん、現在運用中でさらなる効果を求める方にとっても、実践的な情報をお届けします。

Instagram広告とは?基本概要と最新動向

Instagram広告は、SNSプラットフォーム「Instagram」を活用してユーザーに商品やサービスを効果的にアピールする広告手法です。視覚的な要素を重視した広告フォーマットや、精緻なターゲティング機能が特徴で、ブランドの認知度向上や購入促進に役立ちます。Instagram広告はFacebook広告と連携しており、Meta社が提供する広告管理ツールを通じて出稿が可能です。

2025年現在、Instagramは動画コンテンツの需要が急増し、リール(Reels)広告が特に注目されています。また、AIを活用したターゲティング精度の向上や、自動化されたクリエイティブ生成機能など、広告主にとって運用がより効率化される新機能が続々と追加されています。これらの動向を押さえることで、競争の激しいSNS広告市場でも成果を上げやすくなるでしょう。

Instagram広告の種類と特徴

Instagram広告には複数の種類があり、それぞれのフォーマットが異なるターゲット層や目的に応じて活用できます。以下は主な広告形式とその特徴です。

  • フィード広告:通常の投稿と同じようにフィードに表示される広告。視認性が高く、商品やサービスの詳細を伝えるのに適しています。
  • ストーリーズ広告:画面全体に表示され、インタラクティブな要素を取り入れることが可能です。短期間で認知度を向上させたい場合に効果的です。
  • リール広告:短尺動画を活用した広告形式で、特に若年層にアプローチしやすいのが特徴です。視覚的なインパクトが強く、エンゲージメント率が高いとされています。
  • ショッピング広告:商品の購入ページに直接遷移可能な広告で、ECサイトや商品販売を行う企業に最適です。
  • コレクション広告:複数の商品をまとめて紹介できる広告で、ユーザーにとって購入意欲を刺激するカタログ的な役割を果たします。

これらのフォーマットを目的に応じて組み合わせることで、効率的にターゲット層へリーチすることが可能です。

最新の配信面と入稿規定【2025年更新】

2025年現在、Instagram広告の配信面や入稿規定にはいくつかの重要な変更点があります。特に注目すべきは以下の点です。

  • 配信面の拡大:リールやストーリーズに加え、「Explore」タブや「メッセージ内広告」にも配信可能となりました。これにより、広告の露出機会が大幅に拡大しています。
  • クリエイティブの最適化:動画広告では縦型(9:16)のフォーマットが推奨され、短尺でインパクトのあるコンテンツが重視されています。また、リール広告では15秒以内のクリエイティブが効果的とされています。
  • 入稿規定の簡素化:Meta Ads Managerを通じた入稿では、AIを活用した推奨設定が導入され、初心者でも適切なフォーマットを簡単に選択できるようになりました。

こうした最新動向を把握し、適切な形式で広告を作成することで、配信効果を最大化することが期待できます。

Instagram広告のメリットとデメリット

Instagram広告は、多彩なフォーマットや精密なターゲティング機能を備えた効果的な広告手段です。しかし、そのメリットだけでなく、運用の際にはデメリットも考慮する必要があります。ここでは、Instagram広告の利点と課題を具体的に解説します。

Instagram広告の主なメリット

Instagram広告が多くのマーケターに選ばれる理由は、以下のようなメリットにあります。

  1. 幅広いユーザー層へのリーチ
    Instagramは全世界で約30億人のユーザーを抱え、特に若年層や30代の利用者が多いプラットフォームです。多様なフォーマットを通じて、商品やサービスをターゲット層に直接届けることが可能です。
  2. 高いエンゲージメント率
    他のSNS広告と比べ、Instagram広告はエンゲージメント率が高いことで知られています。魅力的なビジュアルやストーリーテリング型の広告は、ユーザーの関心を引きやすいです。
  3. 精密なターゲティング機能
    Facebook広告と連携しているため、ユーザーの年齢、性別、興味、行動データなどを基にした高度なターゲティングが可能です。広告の効果を最大化できます。
  4. 多様な広告フォーマット
    フィード広告やストーリーズ広告、リール広告など、目的に応じて最適なフォーマットを選択できます。これにより、広告キャンペーンの幅が広がります。
  5. 小規模予算での運用可能
    少額から運用を開始できるため、中小企業や個人事業主でも気軽に試せるのが魅力です。

考慮すべきデメリットとその対策

一方で、Instagram広告にはいくつかのデメリットや課題も存在します。これらを事前に把握し、適切な対策を講じることが重要です。

  1. 競争の激化
    Instagramの広告市場は競争が激しく、クリック単価(CPC)が高騰することがあります。対策として、特定のニッチ市場を狙ったターゲティングを行うことで費用対効果を向上させることが可能です。
  2. 成果が視覚的要素に依存
    Instagram広告では、視覚的に魅力的なコンテンツが求められます。クリエイティブ制作にリソースを割く必要があるため、専用ツールや外部パートナーを活用すると効果的です。
  3. ユーザーのスキップ率の高さ
    ストーリーズやリール広告は視聴時間が短く、ユーザーがスキップすることが多い形式です。対策として、冒頭数秒で視聴者の興味を引くようなコンテンツ設計を行うと効果が期待できます。
  4. データ分析の難易度
    広告運用後の成果を測定・分析するには、ある程度の専門知識が必要です。Meta Ads Managerを活用し、重要な指標(インプレッション、クリック率、コンバージョン率など)を定期的にチェックすることが欠かせません。
  5. ブランドイメージの統一性が必要
    広告の見た目がブランドイメージと合致しない場合、逆効果となることがあります。クリエイティブガイドラインを事前に設定し、一貫性のあるデザインを心がけることが重要です。

これらのメリットとデメリットを理解することで、Instagram広告をより効果的に運用するための道筋が見えてきます。

効果的なInstagram広告の作成方法

Instagram広告を成功させるには、ターゲティング設定やクリエイティブ制作が鍵となります。これらの要素を適切に組み合わせることで、広告の効果を最大限に引き出すことが可能です。このセクションでは、効果的な広告作成に必要な具体的な方法を解説します。

ターゲティング設定のポイント

広告のターゲティングは、効果的な広告運用において最も重要なステップです。Instagram広告では、Meta Ads Managerを通じて以下のようなターゲティングオプションを設定できます。

  1. デモグラフィックデータを活用
    年齢、性別、地域といった基本的な属性を指定することで、広告のリーチを効果的に絞り込むことができます。例えば、20代女性向けの化粧品広告では、都市部在住の20~30代女性をターゲットに設定するのが効果的です。
  2. 興味や行動データを利用
    ユーザーの興味・関心(例:ファッション、旅行、グルメ)やオンライン行動(例:特定の商品ページへの訪問)に基づいたターゲティングが可能です。この機能を活用することで、見込み客へのリーチが期待できます。
  3. 類似オーディエンス(Lookalike Audiences)
    既存の顧客データを基に、似た特性を持つ新しい顧客層を発見できます。例えば、自社のECサイトで購入履歴のあるユーザーをもとに、類似の購買行動を持つInstagramユーザーをターゲットにできます。
  4. リマーケティング
    過去に自社サイトを訪れたが購入に至らなかったユーザーを再びターゲットにするリマーケティング広告は、高いコンバージョン率を狙える手法です。
  5. 地域ターゲティング
    特定のエリアに絞った広告配信が可能で、店舗ビジネスや地域イベントの告知に役立ちます。

適切なターゲティング設定を行うことで、広告予算を効率的に活用し、ROI(投資対効果)を向上させることができます。

クリエイティブ制作のコツ

Instagram広告では、視覚的に訴求力のあるクリエイティブが成果を左右します。以下に、効果的なクリエイティブを制作するためのポイントをまとめます。

  1. 短時間でメッセージを伝える
    ストーリーズやリール広告では、最初の3秒でユーザーの注意を引くことが重要です。キャッチーなフレーズや目を引くビジュアルを活用しましょう。
  2. ブランディングの一貫性を保つ
    ブランドのロゴやカラーパレットを広告全体に統一的に使用することで、ユーザーに印象を残すことができます。
  3. ユーザー参加型の要素を取り入れる
    ストーリーズ広告ではアンケートやクイズ機能を活用し、ユーザーとのインタラクションを促します。これにより、広告のエンゲージメントが向上します。
  4. 動画コンテンツを活用
    動画は静止画に比べて情報量が多く、注目度も高いです。特にリール広告では、ストーリーテリングを意識した動画が効果的です。短尺でもストーリー性を持たせることで、ユーザーの共感を引き出します。
  5. 高品質なビジュアルを使用
    Instagramはビジュアル重視のプラットフォームです。写真や動画の解像度を高く保ち、広告全体がプロフェッショナルに見えるよう工夫しましょう。
  6. CTA(行動喚起)を明確にする
    広告の最後に「購入はこちら」「詳細を見る」といった明確なCTAを設定し、ユーザーが次のアクションを取りやすくします。

これらのポイントを押さえたクリエイティブは、ユーザーにとって魅力的で効果的な広告となります。

事例で解説!Instagram広告運用方法のご紹介
ヨガウェアブランド・オーディオブランドのInstagram広告運用事例を元に広告運用のご紹介をいたします。

広告運用を事例と共にステップ解説!

「このワンピースかわいい!」「なにこの新しいシャンプー!」・・・。通勤中や就寝前にSNSを見て「いいね!」を押したり、リンクをクリックして思わず商品を購入したりなんて経験ありませんか?初めて出会ったブランドなのに気が付いたら心が動かされて興味がわいていることってありますよね。

“ブランドが出会いたいユーザー”と“ユーザーが出会いたいブランド”を繋げられる手法の1つがInstagram広告です。この様にターゲット層に集中的に広告を出すことができるのが魅力の1つです。

本記事では、Instagram広告運用の流れや、運用前の準備や他の広告との違いなど、初心者でも簡単に始めることができるInstagram広告の運用のポイントを弊社の事例を交えながら解説します。

Instagram広告ステップ

改めてInstagram広告とは、日本国内で3300万人以上(2019年6月現在)のユーザーを誇るInstagramのフィード(タイムライン)、ストーリーズ、リール上に掲載される広告のことです。ユーザーがフォローしているアカウントと同じように広告が掲載されるため、ターゲティングされた利用者は自然と目につくことになります。Facebookの情報やユーザーの動向をもとにターゲット設定を行うことができるため、ターゲット層に対して集中的に広告出稿を行うことができます。この様に、多くの目に触れることが期待できるため、最近はInstagram広告の価値も上がっており、多くの企業が効果的なPR施策として取り入れている手法の1つとなっております。

とはいえ、以前まではInstagram広告は非常に高額と言われており、広告アカウントを持っているのは限られた大手企業のみでした。しかし、2015年10月からセルフサーブ型と言われる、自社で予算や配信期間を調整できる運用広告サービスが始まり、幅広い業種・規模の企業でInstagram広告を扱うことが可能になりました。

「誰でも簡単にInstagram広告を実施できて、効果的なのは理解できたけど、出稿方法が難しいのでは?」

このように心配されていませんか?実はInstagram広告は初心者でも簡単に出稿することができます。。

ここからは具体的にInstagram広告の出稿方法について以下の3ステップに分けて解説します。

1.アカウントの開設
2.FacebookとInstagramのアカウントのリンク
3.出稿

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①アカウントの開設

Instagram広告を出稿するには、Instagramアカウント、Facebookアカウントの他にFacebookページが必要になります。

①-1 Facebookページを作成
Facebookの登録画面にアクセスし、「ビジネスまたはブランド」を選択します。
▶Facebook|ページを作成

①-2 ビジネスアカウントを取得
Instagram広告はFacebookページからも出稿が可能ですが、ビジネスマネージャの中にある広告マネージャの使用がおすすめです。
▶Facebook | ビジネスマネージャを作成

②FacebookとInstagramのアカウントのリンク

Instagram広告を出稿するためには、FacebookページとInstagramのアカウントをリンクさせる必要があります。FacebookページとInstagramのアカウントをリンクさせる手順は以下の通りで簡単に可能です。

1.①-1で作成をしたFacebookページにアクセスし、右上の設定をクリック
2.左側の管理画面メニューから、Instagramをクリック
3.画面中央に現れるログインボタンをクリックし、リンクさせたいInstagramのユーザネームとパスワードを入力し、確認ボタンを押下

以上の手順でFacebookページとInstagramのアカウントのリンクが完了します。

③出稿

アカウントの作成とアカウント同士のリンクが整ったところで、広告出稿の準備をしていきます。出稿するには初心者にも利用しやすい広告マネージャというツールを選択するのがおすすめです。

 

出稿のステップ

1. キャンペーンの設定
・・・どういった目的で配信するのかを決める階層になります。キャンペーンの目的は大きく「認知目的」と「獲得目的」の2つに分けられます。広告の目的に合わせて最適なキャンペーンを設定していきましょう。

2. 広告セットを作成する
・・・どのようなターゲットに対して配信を行っていくのかを決める階層になります。1つのキャンペーンの中に複数の広告セットの作成が可能です。広告セットごとに配信していきたいターゲット層をセグメントすることによって戦略的な配信が可能となります。

3. 広告を作成する
・・・実際に配信するバナーを追加する階層になります。ターゲットに沿ったデザイン(色やフォント)を意識して作成していきましょう。広告配信の状況をみてデザインの変更は適宜行っていき“勝ちパターン”を見つけることがポイントです。また広告フォーマット選ぶ際、Instagramでは1枚の画像、複数枚の画像、動画、スライドショー、コレクションから選択することが可能です。それぞれのメリット・デメリットを把握して活用していきましょう。

※広告キャンペーンとは・・・広告を管理するための単位のこと。キャンペーンは、商品やサービスのカテゴリごとに作成するのが一般的といわれています。

※広告セットとは・・・自社で作成したFacebook広告をどのように配信するかという方針を指定するものです。広告を優先的に配信するターゲットを指定したり、予算や広告配信のスケジュールを決めたりすることが可能です。

準備が整ったら実際に運用をしてみましょう!そしてInstagram広告を多くのユーザーに見てもらい、コンバージョンまでつなげるためには、広告出稿のゴールを明確にすることが大切です。「フォロワーを増やしたい」「売上を増やしたい」などの曖昧なものではなく、具体的に「いつまでに」「なにを」「どのくらい」「どうする」と細分化して考えることが大切です。また、出稿後もコンスタントに配信状況を分析し(計画・実行・検証・改善のサイクル)を回し続けることが大切です。分析を行うことで新たな発見があることも多いためブランディングの参考にも活かすことが可能です。

 

他の広告との違い・特徴

ここからはInstagram広告以外の広告との比較をしていきます。それぞれの広告の特徴を知ることで目的に合ったより最適な広告運用ができるのでその点を踏まえて違いの理解を深めていきましょう。

①リスティング広告とは

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示される広告のことで、検索結果に表示されるため「検索連動型広告」とも呼ばれています。

例えば下記の写真の様に「美容」と検索をした時に赤枠に表示される部分を指します。ユーザーが検索したキーワードに連動して検索結果にテキスト形式で表示される広告のことです。普段から調べものをする際に目にする方も多いかもしれませんね。

リスティング広告でできることは・・・

・ユーザーの検索キーワードに合わせて広告を配信できる
→つまり、確度の高いユーザーにアプローチできる
・表示される広告文を自分で決められる
・広告費用の上限を自分で決めることができ、一日あたりの予算を自由に設定できる

このように自由度が高く且つ商品やサービスと親和性の高いユーザーに絞ってアプローチができる広告になります。特に検索連動型広告においては、ユーザー自身が目的を持ってキーワードを入力して検索しているため、興味・購入の意欲が高まっている状態と考えられ、最適なタイミングで効果的に広告を出せるというメリットがあります。一方で、デメリットもあります。この場合、何らかのキーワードで検索しているユーザーに対して広告を配信するため、一定のニーズが定っていないため、自主的に情報を知りたいと思っていない様な潜在層にはアプローチしづらいという点があります。

その点において、Instagram広告は潜在層に対してのアプローチを得意としています。ブランドに合うターゲットに対して表示がされる仕組みになっているため、ターゲット設定次第で多くの層に情報を届けることが可能となっています。

②Twitter広告とは

Twitter上のタイムラインや検索結果に出すことができる広告で、他のSNSと比較して、二次拡散性が高いことが最大の特徴です。広告を見た1人のユーザーがリツイート・いいねをすることで自分をフォローしている人や関連する人のタイムラインに表示され、さらにそれを見た人がリツイート・いいねをし拡散されていきます。

Twitterの広告には以下のように3つのメニューがあります。

1. プロモツイート
プロモツイートは主にタイムラインに表示される広告のことをさします。基本的に「プロモーション」のタグが付いたものになりますが、一般のツイートと見た目はほぼ同じ体裁になります。フォロワー外を含めた投稿の閲覧数を伸ばしたり、コンバージョンを増加させたり、投稿に対するクリックやいいね、リツイートなどの反応数(エンゲージメント)を増やす目的でおこなうことが多く、通常のツイートと同様にリプライ(返信)やいいね、リツイートをすることができるため二次拡散が期待できます。

2. プロモアカウント
フォロワー数の獲得を目的とした広告でタイムラインやアカウントの下部など様々な場所に表示されます。表示は興味・関心の高そうな潜在層に向けてされます。

3. プロモトレンド
タイムライン・検索タブ内にある“おすすめ”の2番目や”トレンド”の1番目に表示される 広告のことです。1で紹介した、プロモツイートに比べ大きいキャンペーンやイベントを宣伝する目的で使用されることが多く、表示時間は24時間と定められています。

月間利用者数が4,500万といわれているTwitter。さらに他のSNSとは比較にならない「拡散力」の高さが特徴的。さらに、ユーザーがフォローした相手やツイート内容、リツイートなどの情報をもとに関連性の高い広告が表示されるので、ターゲットを的確にしぼりやすいのが特徴的です。しかしユーザーが検索をする対象として「ワード」がメインとなっています。ワードに紐づき関連性の高いものが表示されるTwitter。それに対し、Instagram広告はビジュアルを使いブランドの世界観のアプローチを得意とします。

③LINE広告とは

LINE広告とは、「LINE」に広告出稿するための運用型広告配信プラットフォームです。 LINE広告を利用した広告戦略の全般をLINEマーケティングといい、 生活インフラとして定着しているLINEはユーザー数が多く集客ツールとしても効果的です。また、日本の約70%以上が利用しているといわれており幅広い層にアプローチが可能になっているのも特徴的です。

LINEの広告には7つのキャンペーンがあり目的に合わせて広告フォーマットを選ぶことができます。その中でも多く利用されている2つをご紹介。
1. ウェブサイトへのアクセス
 ウェブサイトへのアクセス数を増やすことを目的としたい際に選択し、リンクをクリックする可能性が高い人に広告を表示します。

2. 友だち追加
LINE公式アカウントの友だち数を増やしたい場合に利用し、友だち追加する可能性が高い人に広告を表示します。LINE公式アカウントを立ち上げたけど、思う様に友だち数が増えない時に最適な広告です。LINE公式アカウントは他のSNSと異なり閉鎖的なためブランド側からアクションを起こすことで新規ユーザーとの接触回数を増やすことでアカウントの認知に繋げることが可能です。

LINEは月間の利用者のうち86%のユーザーが1日1回以上利用しているといわれており、他のSNSの月間のアクティブ率(Facebook:約50%、Twitter約70%)よりも圧倒的に高い数値です。普段連絡手段として使われているアプリの特性からしてこの数値は当然ではあるものの、アクティブ率の高さは驚異の数値といえます。そんなアクティブユーザーが多いLINEでの広告配信は幅広い層をおさえることができる有効的なプラットフォームと言えます。

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④Tik Tok広告とは

ここ数年、脅威の影響力を持つSNSであるTik Tok。主なユーザーは10〜20代の若年層が主体ですが、平均年齢は34歳と年々上昇しており幅広い層へのアプローチが可能になってきています。様々なジャンルのトレンドが生まれるプラットフォームとして注目されているTik Tokでは広告を活用したブランド戦略も活発に行われています。TikTok広告は予約型の純広告と運用型広告に大きく分かれています。

Tik Tok広告のメリットは大きく2つに分かれています。

1. 広告を受け入れてもらいやすい
一般ユーザーの動画コンテンツに馴染んだクリエイティブ制作がされている他、スクロール一つで広告をスキップすることができるため押しつけ感を軽減されユーザーへの負荷が少ないといわれています。

2. リアル行動へ繋がる
「Tik Tok売れ」という言葉がマーケティングにおいて重視されているほど、Tik Tokをきっかけに“物”が動くといわれています。実際に、プチプラコスメやハイブランドのアイテムまでたった1つの動画がバズったことにより売上がアップした事例もでてきており、購買に対する影響力がかなり高くなっています。
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このように、それぞれの広告にはメリット・デメリットがあることがわかりますね。一概にInstagram広告を配信するのではなく、「目的」と「KPI」を明確にすることでどの広告を配信することが適切かを見極めていきましょう。

弊社では、PRと連動をした各SNS(Instagram・Twitter・LINE)やリスティング広告を得意としています。何から手をつけたらいいかわからない・・・、一度、話を聞いてみたい方はぜひお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております。

【Julier(ジュリエ)のInstagram支援事例】

2020年より株式会社ビギが展開するヨガウェアブランド「Julier Yoga and Relax」のInstagram運用のサポートをスタートしております。「Julier Yoga and Relax」は、エコ素材や天然素材を中心とした上質な素材を使用し、国内の工場で縫製しているメイドインジャパンなヨガウェアブランドです。

■Instagram運用
2020年11月よりInstagramの公式アカウントの運用をサポート開始。投稿案・クリエイティブの制作から仮説検証・分析、コンテンツ制作などを担当しています。

■広告施策
Instagramを運用する上で目的としていた「フォロワー数1万人」を達成させるため、アカウントのプロフィールへと遷移させる「フォロワー獲得広告」を弊社で運用していました。現在ではフォロワー数がKPIを達成しましたので、フォロワー獲得広告からECサイトへ遷移させるための「サイト遷移広告」を運用しています。広告配信ではターゲットの設定、クリエイティブの制作、テキストの制作、広告運用までトータルでサポートを行っています。

■支援プロセス
Instagramのフォロワー数の目標を1万人に設定していたのですが、目標になかなか達成しないという課題を解決したいという背景から、弊社がフォロワー数1万人に向けてのアカウント運用方法を分析し、実行することになりました。運用スタートしてから、なるべく早い段階で1万人を達成したいというご要望がありましたので、効率よく質の良いフォロワーを獲得できるよう、フォロワー獲得の広告配信をご提案をし、実施となりました。

■ヒアリング
自社で広告配信をしていた際、配信成績はよかったものの、広告に関して分析や仮説検証を行っていませんでした。現状の配信の何が良くて、何を改善できるのかを明確化し、より高パフォーマンスで配信ができるような提案を行う内容でサポートを行っています。

■広告施策
フォロワー数を獲得するためのInstagram広告なので、これまでのアカウント運用で行ってきた分析結果を反映させたクリエイティブで配信をしました。ユーザーからクリックされやすいクリエイティブで配信をすることで効率よくプロフィールに遷移させる仕組みづくりを行いました。また、アカウントのトンマナに揃えたクリエイティブでの配信、ターゲット設定を行い、プロフィールに遷移したその後のフォローバック率の向上に努めました。

■配信結果
これまでのアカウント運用の分析結果に基づいた内容での配信でしたので、クリック率やクリック単価、フォロワー獲得単価などの数値はシュミレーションを上回る結果で配信ができました。また、高パフォーマンスな広告配信を継続的に行ったことで、アルゴリズムが好循環になり、エンゲージメント率やフォロー率などが向上し、アカウント全体の底上げを行うことができました。

【オーディオブランドのInstagram支援事例】

2019年より某有名オーディオ機器メーカーのInstagram運用および広告配信を担当しておりました。

■Instagram運用
2020年よりInstagramアカウントのコンサルティングサポートを開始。毎月の投稿の分析や仮説検証、改善施策の提案などを担当していました。

■広告施策
ーファン醸成に向けて
Instagram運用でエンゲージメントの高い投稿のサポートを行っておりましたが、より多くのユーザーにリーチするための施策としてInstagram広告の運用を開始。Instagram内でのキャンペーン行う際やブランドとのコラボやイベントがある際に潜在層に向けて配信を行うことで、キャンペーンやブランドの告知を行うだけでなく、配信している公式アカウントをきっかけにブランドを認知するだけでなくファンになっていただく仕組みを形成しました。

ーユーザー分析と他施策との連動
定期的に配信をすることで、このブランドが好かれやすいInstagramユーザーの傾向を知ることができ、結果として広告のパフォーマンス上がるだけでなく、通常運用にも活用ができ、広告と通常運用の両軸でアプローチをすることができました。

■配信
ー戦略設計
そのブランドやキャンペーンの内容によって、最適な配置面(フィードやストーリーズ)や広告形態(動画や静止画バナーなど)やターゲットなどが異なるため、この3つのPDCAを回しながら、それぞれの効果的に配信できるものが重要となります。

ーターゲット戦略
同ブランドでは、配信毎に新しいバナーを用意し、ブランドに合わせたターゲティングを複数設定しながら、配置面を洗い出すことで、配信結果の検証行いました。配信毎ごとのデータを見比べながら良かった点を洗い出し、次回配信時に良かった点を繋げてきました。

結果
結果的にKPIに対し最高372%達成。その後も継続して効果検証を行うことで、安定した広告の配信を行うことができております。また最適なターゲットを洗い出せた結果、通常運用時にも同様のターゲットに対してアプローチをすることで、通常運用でのパフォーマンスも向上させることができました。

 

お問い合わせ・相談窓口
【ライティング・スタッフプロフィール】
SNS Marketing Group Planner / Manager
小口実菜
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【お問い合わせ・相談窓口】
担当:小口
SNSマーケティングについて:https://www.pa-c.co.jp/about/#service_02
お問い合わせ:https://www.pa-c.co.jp/contact/

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